パイン ならず者たち

カネのにおいを嗅ぎつける才能のあるグァンソクと、グァンソクについて回りながら違法な仕事をしているヒドン。２人はソン社長から新安沖の沈没船に積まれた宝物についてのうわさを聞き、真偽を調べるため木浦（モクポ）へ向かう。そこでヒドンは茶房（タバン）の従業員ソンジャと出会う。一方、グァンソクはソン社長の裏に誰がいるのかを暴こうとする。

宝の船が沈没した場所さえ把握できないなか、ライバルの登場で状況はさらに緊迫する。そんな時、ソウルでは、チョン会長が後妻のジョンスクからの横やりで突然陶磁器の購入を渋りはじめる。グァンソクはジョンスクの気を変えさせようと妙案を思いつく。

グァンソクたちはキム教授のグループと一時は敵対したものの、共同での盗掘に合意する。一方、チョン会長は、大学設立の認可を受けるために、ソン社長の仲介でキム議員に陶磁器を贈る。

ドクサンは釜山（プサン）で詐欺を働いて逃走したキム教授を追っていた。一方、海に沈んでいた陶磁器が本当にカネになるのか確かめようとするジョンスクは、陶磁器を自分の目で見てその価値を確信する。そして、グァンソクたちは宝を引き上げるため海へと潜っていく。

潜水作業に限界を感じていたグァンソクたちは、潜水士を追加で雇うことでようやく引き上げ作業の流れを整える。そんな頃、グァンソクはチョン会長から秘密の提案を受け、一方のジョンスクは新安で入手した陶磁器を米軍の競売に出して需要があることを確かめる。