「俺の名前は佐竹博文、どこにでもいる普通の…死刑囚だ」 婚約者を惨殺した死刑囚・佐竹博文。彼は絶体絶命の窮地から何度も生還してきた「アンデッドマン」だった。そんな佐竹に興味を持った研究機関「ヒューマンバグ大学」。実際に起きた奇跡的な事象と、その渦中にいた人間を研究している。研究対象となった佐竹から語られる不死にして不幸な日常の記憶。なぜ婚約者を殺したのか?真実はやがて、巨大な陰謀を明らかにする…
エピソード1
死刑囚 佐竹博文 婚約者を惨殺した 冷酷非情の男
婚約者とその友人を惨殺し、死刑囚となった男、佐竹博文。独居房で死刑執行を待つ彼の暮らしは意外にも穏やかなものだった。しかし、その平和な時間は唐突に終わりを告げる。首にかけられる縄。死の恐怖に泣き叫ぶ佐竹。そして、ついに執行ボタンが押される…
エピソード2
命が消えていく 漂流48日 死を招く幸運のコイン
どこにでもいる普通のサラリーマン・佐竹博文は、取引相手の男、鬼頭丈二と共にクルージングへと赴く。穏やかな海での楽しいひと時。しかし、クジラの衝突によりクルーザーが大破。佐竹と鬼頭は救命ボートで脱出するも、太平洋を漂流する羽目になってしまう。やがて食料も水も尽き、極限状態となる2人。佐竹の手に残されたのは、婚約者・根岸千恵から渡された、幸運のコインペンダントだけであった…
エピソード3
拷問ソムリエ 伊集院茂夫 外道刑事を焼き殺す 煉獄の炎
古今東西のあらゆる拷問に精通する「拷問ソムリエ」伊集院茂夫。彼は、法で裁けない外道を拷問によって人知れず裁く闇の住人である。ある日、伊集院の元に新たな依頼がやってくる。依頼者は外道に家を焼かれ、職も家族も失い、復讐の鬼と化した男。その悲痛な叫びに応え、今宵、伊集院の手で断罪の刃が振るわれる。さらに、その現場では「アンデッドマン」佐竹博文と邂逅し…
エピソード4
死刑囚の恋人 根岸千恵 どこへ逃げても死 快楽ストーカーの殺人衝動
世界を旅するバックパッカー・根岸千恵。「世界中を見て回りたい」という子供の頃から夢を叶え、旅を満喫していた彼女。しかし、旅先で出会った一人の男・ジャックが、千恵の運命を狂わせていく。彼は、国境を越えても追ってくる国際ストーカーだったのだ。ついには千恵の命まで狙い始めたジャック。絶体絶命の彼女の前に現れたのは、海外出張中のサラリーマン・佐竹博文だった。 © ケイコンテンツ/「ヒューマンバグ大学」製作委員会
エピソード5
空飛ぶ棺桶 高度1万メートルの密室 死のダイブ!
元死刑囚・佐竹博文は、より厳重な施設へ身柄を移すため、ヒューマンバグ大学から飛行機で移送されることとなった。しかし、この世の全ての不幸を引き寄せる体質の佐竹。彼を乗せた飛行機が、無事にたどり着くはずもない。ハイジャック犯の襲来、飛行機に仕掛けられた爆弾、そして空中に投げ出される佐竹の身体…上空一万メートルから地上まで、落下猶予は約3分。死のカウントダウンが始まる。
エピソード6
幼き命を奪う マフィアの凶弾 命運尽きた死刑囚の最期
メキシコの田舎町でスクールバスの運転手を勤める男、トーマス・プラトー。彼は仕事帰りの道で、大怪我を負いボロボロになった東洋人・佐竹博文を助ける。看病の末、一命をとりとめる佐竹。無垢な子供たちとの交流で佐竹の身体と心は少しずつ回復していく。そんな中、スクールバスが人身売買を目論むマフィアたちにジャックされてしまう。
杉田智和
小倉唯
宇垣秀成
緑川光
高橋広樹
鈴木崚汰
斉藤壮馬
子安武人
内田雄馬
西山司
中島直俊