世界一の朝食で有名な男ビル・グレンジャー。 彼がオーナー兼シェフを務めるbillsの人気メニュー、パンケーキをはじめ、家族や友人にふるまう愛あふれるレシピと素敵なライフスタイルをロンドンの自宅からお届けする。
エピソード1
休日の楽しみ
オーストラリアからロンドンのノッティングヒルに引っ越してきたビルとその家族。 ビルはそこで新たにレストランを開店、忙しい毎日を送っている。そんな彼でも休日は大好きな家族と楽しいクッキングを欠かさない。 週末の朝食は子供たちが大好きなパンケーキ。ビルはこれにルバーブを添えたバターミルク・パンケーキをクッキング。さらにはボリューム満点で簡単に作れるヒヨコ豆とチョリソのスープ、旬の果物たっぷりのアーモンドケーキ、奥さんと楽しむオトナ料理、チキンパイで休日を満喫する。
エピソード2
第2の故郷
ロンドンに移住してきたビルだが、彼は今でも世界中を飛び回っている。そんな旅のあとのくつろぎは、なんと言っても家のキッチンに立つこと。旅で得たインスピレーションで今回彼が作るのは、最近彼が気に入っている野菜たっぷりでオムレツを添えた玄米チャーハン。 そしてランチにはボリュームたっぷりのラムのロースト。でもこのローストのスタッフィングには彼独自の楽しいアイディアが。ランチの後のデザートには絶品ラズベリーのサンデー。1日の終わりにはカボチャのスープで身も心もほっこり。
エピソード3
ノッティングヒルに恋して
上品さと素朴さが共存するノッティングヒルにある昔ながらのパブ。ビルも足しげく通うパブも料理は常に進化をしています。今回、ビルが紹介してくれるのは冷たいビールにぴったりなパブのおつまみ。中はやわらか外はカリっとしたスパイシーでジューシーなチキン料理に絶品チャツネを添えます。さらに東南アジアとギリシャで受けたインスピレーションで作る、海老とスイカとハーブのサラダ。そして、故郷に思いをはせたビルは柑橘系たっぷりのプディングで、オーストラリアの海に戻った気分。
エピソード4
料理は国境を越えて
いま、ビルの心を捉えて放さないのが南米料理。今回は南米の食材などを使って家族に内緒の男メシを作ることに。先ずはチョリソの旨みを活かしたビールと相性抜群のスパイシーチキンライス。古いレシピをビル風にアレンジしたセビーチェ。今回は魚をマリネ液で漬け込まず、ドレッシングでさっぱり繊細な味に仕上げる。 最後は家族で楽しむパーティー料理、メキシコで食べた忘れえぬ豚の蒸し焼き。メキシコでは穴を掘ってその中で蒸し焼きにするのだが、ビルは今回その美味しさをキッチンで再現!
エピソード5
冷蔵庫を片付ける
忙しい日々を送るビルだが、家族を大事にする彼はほぼ毎晩、みんなのために夕飯を作っている。毎日のメニューを考えるのは大変だが、今回は冷蔵庫の中の余った食材を使って“時短”クッキング。先ずは、材料を切ってあとはオーブンにお任せの、ソーセージとパプリカのオーブン焼き。簡単にアフリカの味が楽しめる、魚のタジンとクスクス。子供たちが大好きな食材と麺を使って、日本の焼きそばからもヒントを得たキッチンシンク・ヌードル。さらには放課後の子供たちと甘~いロッキーロード作りにも挑戦。
エピソード6
レッツ・パーティー!
友人のデザイナーが開くファッション・ショーで、軽食を用意することになったビル。華やかなパーティーにピッタリの料理に挑戦。1品目は、健康食品としても人気のキヌアを使ったフリッター。2品目はタヒニ風味のアンチョ・ビーフロール。そして最後にさっぱりとした一品として、ゆずを添えたモッツァレラと黒インゲン豆で、ステージ裏を盛り上げる。 さらに愛娘が大好きだという甘いポテトを使ったビル特製のチキンカレー。食後はマンゴーとココナッツのアイスキャンデーで、家族とのパーティーも盛り上がり。
ビル・グレンジャー