南北統一に向けて非武装地帯(DMZ)に作られた南北市民が暮らす平和(ピョンファ)都市。市主催の肝いりイベント、グローバルアイドルFITAの公演会場には、なんと謎のテロ組織が潜伏していた!? その頃FITAのメンバーでミリオタのロイドは、アイドル仲間のジニー･ユンから密かにレプリカの銃を受け取り喜んでいたが…。

ロイドが配置されたのは広報支援隊ではなく、なんと南北連合統一部隊。実践さながらの過酷な訓練についていけないロイドは…。一方その頃、イ次長はテロ未遂事件の通報者で事件の鍵を握ると思われるソンイという若い女性を調べていた。誰も信じられないソンイに、イ次長が提案したのは…。

ヨンオクの助けでどうにかピンチを脱したロイド。命からがら岸に打ち上げられた２人だったが、ロイドとロイドのファンを救う際、ヨンオクはけがを負っていた。一方、ヨンオクの上司パク次長は血眼になってヨンオクを探していた。無事病院に運ばれた２人だったが、そこにイ次長が現れ、ロイドを平和市の広告塔として統一部隊に残そうとし…。

ヨンオクは入院中の病院で北朝鮮の幼なじみジェフンと再会する。親しげに話す２人が気になって仕方ないロイド。一方、ロイドのもとにはソ･ヒジという弁護士が訪ねてきて、ロイドを広報支援隊に戻す方法を引き続き模索するという。ファンから大量のプレゼントを受け取ったロイドは、自身のグッズであるロイド人形をヨンオクにあげようとするが…。

ロイドとヨンオクが見守るなか集中治療室に運ばれたソンイ。一命をとりとめたが目を覚ます気配はない。一方、ロイドは弁護士ソ・ヒジのおかげで広報支援隊への復帰が決まり、復帰祝いを兼ねてヒジと食事をすることに。行った先はヨンオクの幼馴染ジェフンのバーだったのだが、ヨンオクもジェフンに会いに来て…。

今度は自らの意志で統一部隊に戻ったロイドだったが、イ次長の思惑で早速離散家族事業の“顔”としてカレンダー撮影に駆り出されることになる。しかし、イ次長の本当の狙いはロイドを使ってテロ組織バイオレットをおびき寄せることだった。そんな罠にまんまと引っかかったバイオレットの一員スンテが、撮影中のロイドを狙う。しかし危険を察知していたヨンオクの機転で事なきを得るが…。