1977年、エドガルド・ディアスのプロデュースで5人の少年音楽グループ「メヌード」が結成。歌も踊りも未経験の彼らを育成しプロデビューさせたエドガルドの戦略は大当たりし、メヌードは人気アイドルとなるが...。
メヌードはついにニューヨークに上陸。英語曲を発表し、米国でテレビ番組を持つまでになるが、思った成果を出せないまま撤退を余儀なくされる。一方で過重労働の問題、賃金の不払いなど少年たちに不満が募っていく。
メヌードのメンバー2人が薬物所持により脱退した翌年、メンバー全員が脱退を発表する。さらにメンバーとその両親は、エドガルド・ディアスに対し身体的虐待、言葉の暴力、性的虐待を告発する。
メヌードの輝かしい功績の後ろには悲惨な現実が潜んでいた。エドガルドの影響力や世間体から当時は口を閉ざしていたメンバーたち。問題に向き合うべく、彼らは当時受けた不当な扱いや性的虐待の事実を語る。