テコンドーの韓国代表を目指して頑張っていたチェガル・ギルは選手村で前代未聞の事故を起こし、テコンドー界を永久除名され脚まで不自由になってしまう。13年後の現在、メンタルコーチとして彼は新しい人生を歩み始め、選手たちのケアを行っていた。出版したエッセイ本も売り上げ1位となり、今までとは180度違う人生を歩んでいたある日、親友のチャ・ムテから、韓国代表を目指すスピードスケートの選手である妹チャ・ガウルのメンタルを頼まれて…。
エピソード1
第1話
チェガル・ギルはテコンドーの韓国代表を目指し、努力でやり遂げようと頑張ってきた。しかし選手村で前代未聞の事件を起こしたギルは、スポーツ界を永久除名される。しかも脚まで不自由になってしまった。そんな彼が悟ったのは、努力しても裏切られることがあるということ。ギルはメンタルコーチとして新しい人生を歩み始める。ギルは親友チャ・ムテに、韓国代表を目指すスピードスケートの選手である妹チャ・ガウルを紹介される。
エピソード2
第2話
ギルはガウルの元へ訪れ、自分の役割は治癒することだと伝えるが、ガウルはまったく聞く耳を持たず、ギルの助けを拒否する。時を同じくして、ギルは現役時代に犬猿の仲であり、現在は体育協会人権センター長のク・テマンと再会する。当時と変わらないテマンを見たギルはトラウマを思い出し、ガウルのカウンセリングを断ると言い出す。しかし、競技中にケガをして苦しむガウルを見て、捨ててきた過去の自分を見つけるのだった。
エピソード3
第3話
ギルの元でカウンセリングを受けていたプロバスケ選手のオ・ヨンジが自殺したと報道される。ギルはテマンに、その原因は選手内のイジメであり、人権センターの調査不足だと訴えるが、テマンは事前に証拠を隠滅していたためシラを切り通す。一方、ガウルはムテに説得され、試しにギルのカウンセリングを受けてみることに。そこでギルはガウルに、俺はお前を諦めさせるから、お前は俺を諦めさせろと告げる。
エピソード4
第4話
ギルは心を開かないガウルを“ノーメダルクラブ”に連れていく。そこは事情を抱えた元代表選手たちが集まる場所であった。ガウルの負傷の歴史の話を聞いたギルは、今は自分を守るために諦めろと言うが、ガウルは反発して代表選考会の2次予選に出場する。一方、コーチのオ・ダルソンは、ガウルに勝たせるなと所属チームの選手に念を押す。しかしガウルは、ギルのアドバイス通りに滑り、2位でスーパーファイナルに進出する。
エピソード5
第5話
ガウルを殴ろうとするダルソンを見てギルは怒りが爆発し、杖を放り出して跳び蹴りを見舞う。これがきっかけで心因性障害と言われていた脚の痛みは消え、ギルは普通に脚を動かせるようになった。一方、ガウルはケガをした状態のままファイナルに出場する。ダルソンの戦略を予想し無理をして滑っていたガウルだったが、転倒し、脱落してしまう。選考から数日後の夜、ギルは崖の際に立つガウルを見つけ…。
エピソード6
第6話
ノーメダルクラブで砂漠のラクダの絵を見たガウルは、自由になっても逃げられないラクダの姿が自分と同じだとギルに言われる。ギルは選手村のメンタルコーチの採用面接を受けに行く。時を同じくして開かれた代表選手発表の記者会見で、ギルとノーメダルクラブの一員の策略により、チョ・ジヨンの収賄の疑いとダルソンの暴行が暴露される。それにより、次点となるガウルが代表選手となる希望が出てきたのであった。
チョン・ウ
イ・ユミ
クォン・ユル
パク・セヨン
Moon Yoo-kang
キム・ドユン
ソン・ジョンヒョン
Lee Yerim