世界中が見守っていたモリー・メイとボクサーのトミー・フューリーとの５年にわたるロマンスが、突然の破局を迎えた。その数週間後にモリーは人生の新章をスタートさせていた。トミーがそばにいない中、子育てと新事業の立ち上げの準備に追われるモリーが、沈黙を破り初めて口を開いた。２人の関係や破局をどう感じているのか、あふれ出る感情のままに心の内を語る。

待望のファッションブランド、“maebe”の立ち上げ準備に打ち込むモリー。インフルエンサーやコンテンツクリエイターを招く、ブランド初のポップアップイベントの開催が迫る中、大きなプレッシャーに押し潰されそうになったモリーは、自分がかつてないほど精神的に弱っていることに気づく。そして祖母と母親に力をもらうため実家を訪ね、“すべてが始まった場所”をカメラの前に公開する。

モリー・メイのファッションブランドが商品の販売を開始した。しかし発売直後に起こった生産上の問題がモリーへのバッシングに発展。彼女はＳＮＳで繰り広げられる中傷への対処に頭を悩ませる。一方で、トミーとの別れを受け入れられず、復縁への望みを抱いていることを明かす。ビジネスにおいては自らが舵を取り、たくましく荒波を進んでいく彼女だったが、恋愛に関しては自分の決断が正しいのか思い悩んでいた。

モリーはパリ・ファッションウィークに参加するという子供の頃からの夢を実現する。しかし体形に関するコンプレックスのせいでチャンスを逃してしまい、悔いが残る結果に。そこでライフコーチに相談し、人生に必要な焦点を軌道修正するためのアドバイスをもらうが、年越しをトミーと過ごしていた姿を撮られた動画がメディアに公開され、彼女の生活は一変する。そしてこのニュースでモリーと姉の間に溝ができてしまう。

トミーとのキスシーンが新聞の一面を飾る中、モリーは騒ぎを避けて乗馬のレッスンに出かける。しかしそこへパパラッチが登場。リラックスするはずだった時間に衝撃的な事態が巻き起こる。またバンビとの初仕事に胸を躍らせるモリーが写真撮影に臨む。しかしそのバンビの２歳の誕生会の準備中、トミーの話題になり家族との関係がギクシャクしてしまう。

モリーは魅力的なサンモリッツでの写真撮影に挑む。しかし大雪に見舞われ、撮影が危ぶまれる状態に。マンチェスターへ戻ったモリーはコーヒーショップのポップアップをオープンし、maebeの事業拡大を開始する。一方、トミーとの恋愛関係を再燃させるための第一歩を踏み出す。そしてトミーにはやり直すチャンスが与えられるべきだと、姉を説得しようとする。