子供の頃から保育士に憧れていた鈴木太陽 (櫻井翔) が、3カ月の期限で代任の先生として赴任したのは、ひまわり保育園。園長 (吉田日出子) を始め、保育士は全て女性。園長こそ太陽の採用を許可したが、園内や父母会には、男性に保育士が務まるはずがない、という空気が流れていた…。
太陽 (櫻井翔) の採用に疑問を抱く泉水 (大島さと子) ほか、お母さんたちの希望で、ばら組の臨時保育参観が決定。だが、太陽本人は、母親たちの心をつかむチャンスと楽観的。そんな折、太陽は、ばら組に新しく加わった園児の母親で看護師をやっている由里 (櫻井淳子) が、度々お迎えの時間に遅れることを心配して…。
保育園では、毎年恒例である、海外の恵まれない子供たちへの寄付を行う準備の真っ最中だった。太陽 (櫻井翔) は美奈子 (吹石一恵) と共にこの整理、梱包を命じられ、園児が帰宅する夕方から作業に取り掛かる。そんな中、園児が大事にしていたブランケットがいつの間にか、寄付の品に紛れ込んで梱包されてしまい…。
お楽しみ会が近づき、太陽 (櫻井翔) は、お母さんたちから指導係に指名されて大忙し。そんな中、太陽はお楽しみ会の練習をしようとしない園児・ダイスケに気づく。ダイスケの母・有子 (戸田菜穂) は、大手商社の管理職で、保育園の行事には一度も出席したことがなかった。太陽は仕事場を訪ね、参加するよう説得するが…。
太陽 (櫻井翔) が、ひまわり保育園にやって来た男性の教育実習生・直樹 (安居剣一郎) の指導係に指名される。直樹は名門保育園の園長の跡取り息子で、仕事は合理的にバリバリこなしていく。やがて、直樹は、自由奔放に園児たちと接する太陽の保育士としての姿勢に疑問を抱くようになるが…。
徐々に子供たちに慕われるようになり、理想の保育士を目指して頑張ろうと決意する太陽 (櫻井翔)。そんな矢先、太陽が目標とする恩師“おじいちゃん先生”(藤村俊二) が亡くなった。ショックを受けた太陽の顏から、笑顔が消え、仕事も手につかない。そして、太陽は保育士を続けていく自信をなくしてしまう。