2004年8月、ロンドン南西部のトゥイッケナムでフランス人女性アメリーが殺害された。上級調査官として指揮を執ることになったコリン・サットン主任警部は、以前この地域で起きた同様の事件に注目する。するとアメリー殺害現場のすぐ近くで、さらに別の女性が4月に襲われていたことが判明。コリンは連続殺人事件の可能性を疑い始める。
バスの車外カメラから、怪しい白いバンの存在を突き止めたコリンたち。しかしナンバープレートが見えず、捜査は行き詰まってしまう。それでもバンに固執し、地域の該当車を片っ端から調べようとするコリンのかたくなな姿勢が、チーム内に不協和音をもたらせていた。そんな中、公園の警備を行っていた警官から情報を得たコリンは、ある女性から寄せられた証言に注目する。
コリンたちはついにベルフィールドを逮捕。しかしいまだに確固たる証拠はなく、すぐに保釈されるであろうことは目に見えていた。どうにかして勾留を引き延ばそうとする警察に与えられた時間は72時間。手詰まりになったコリンたちは、ベルフィールドの同棲相手に話を聞きに行く。果たして彼らの執念の捜査は、ベルフィールドに法の裁きを受けさせることができるのか?
1992年ロンドン南東部で高齢者女性を狙った連続暴行事件が発生する。犯人が捕まらないまま17年がたった2009年、定年を数か月後に控えたコリン・サットン主任警部は犯行が再開したことを受けて、事件の見直しを命じられる。捜査本部のあるルイシャム警察へ赴いたサットンは、慣れない現場に戸惑いながらも捜査状況を把握しようと努める。そんな時、新たな事件が起こり…
通称“ミンステッド・マン”による犯行は止まらず、捜査員たちは頭を抱えていた。犯人による余罪が数多く存在すると考えたサットンは、捜査方針の変更を警視正に提案する。その頃、指揮官のモーガンは健康上の理由から現場を離れることになる。代理に指名されたサットンの下、捜査の軸を犯人逮捕に絞った“ミンステッド・ライト”作戦が実施されることとなる。
様々な部署のトップたちの支援を得たサットンは審査会で予算申請のプレゼンに臨む。その結果、犯人が頻繁に犯行に及ぶ地区で大規模な張り込みが決行される。だが、そんな彼らをあざ笑うように、監視区域の近くでまたしても犯行が起きる。付近の防犯カメラを調べた捜査員たちは犯人が乗ったと思われる車を見つけるが、ベルフィールド事件で苦い経験をしたサットンは、車を見つけ出すことに消極的になる。
マーティン・クルーンズ
Colin Sutton
スティーヴン・ワイト
D.C Clive Grace
クリストファー・フルフォード
Brian Marjoram
クローディー・ブレイクリー
Louise Sutton
ケイティ・ライオンズ
DS Jo Brunt