キャリアを重ねる女性が、恋をして成長する様子をつづった小説を実写化したドラマの中国リメーク版。女性は、出世することは自分の生活の全てではなく、愛情もまたその不可欠なものの一部であると考えていた。彼女の世界にさまざまな男性が現れても、初心を忘れず、自分の目標に向かって突き進んでいる。事業への野心と独立心を持ち合わせている彼女は、ランクアップを遂げていく。
エピソード1
第1話
卒業十周年記念の同窓会に参加した陳暁偉は、そこで出会ったかつての恋人であった羅海燕に、十年前タイムカプセルに一体何を書いたと質問した。2003年、卒業したばかりの陳暁偉と羅海燕は毎日就活に忙しんでいた。ビテス社のエースにエレベーターのスペースを譲った羅海燕だったが、面接の状況は芳しくなかった。まっとうなバッグも持てなかった彼女に陳暁偉は新しいバッグを買ってあげたが、それは偽造品だと同級生に笑われた。
エピソード2
第2話
羅海燕と陳暁偉は、一緒にビテス社の面接に参加し、同じ組に分けられたが、それは一人だけを選ぶという仕組みであった。面接の中で、陳暁偉はすらすらと受け答えていたが、羅海燕の方はあまり自信がなかった。筆記試験で陳暁偉は、最初に羅海燕に5点を付け、後に6点と訂正したが、羅海燕は陳暁偉に満点を付けた。そして予想外にも、最終結果としては羅海燕が受かった。その結果を知って鬱々とした陳暁偉は数日間も羅海燕に連絡しなかった。
エピソード3
第3話
羅海燕は、同級生に連れられて会食の場に行ったが、おじさんたちのセクハラに耐えられず、言い訳して逃げ出した。彼女は陳暁偉が気に入るカフスボタンを購入し、ビテスへ行って筆記用紙を取り戻そうとした。スカーレットに、たとえ恋人でも影響されてはいけないと教えられた羅海燕は、ビテスに入社すると決めた。しかし、同期入社のケイトとエミーは、彼女より世渡り上手であった。地元の山東省に帰ると決めた陳暁偉は、羅海燕に一緒に来て欲しいと願ったが、羅海燕は思わず彼を拒否した。
エピソード4
第4話
部屋探しをきっかけに羅海燕は、不動産屋の陸曼ニーと知り合い、二人はルームメイトとなった。同郷と自称するデイモンは、羅海燕を昼食会に誘い、彼女にアプローチし始めた。海燕はスカーレットの指示を受けてPPTの作成に着手したが、その成果がケイトによってプレゼンされたことに海燕はショックを受けた。その直後、ケイトのパソコンにコーヒーが掛けられ、犯人だと疑われた海燕は嫌な思いをした。
エピソード5
第5話
ケイトと一緒に残業したことで、彼女は実に才能がある人だと羅海燕は、気づいたが、ケイトは、ただ早く金持ちと結婚して良い生活を過ごしたいだけと言った。その後、ケイトのパソコンを壊した犯人であったエミーが辞職した。英語力の不足を自覚していた羅海燕は英語塾に入学したが、講師の楊呈遠を塾生だと間違えた。ケイトの助言を元に、海燕は英語名を決め、髪型も変えた。
エピソード6
第6話
外国人と喋ることで英語が上達しやすいと言うケイトに連れられて、羅海燕は、バーに通い始めた。大雨の日、塾の休講を知らなかった海燕は教室に行き、そこで出会った楊呈遠に告白され、関係を持つようになった。会社のプロジェクトはスタジアムを予約できなかったことが原因となり、残業になりそうであったが、海燕の偶然見つけた策により、問題が解決し、みんなの前でスカーレットに褒められた。
ワン・ジンア
トビー・リー