高校生の頃から憧れの真珠先輩と同じ青葉大に入学した杉浦陽。ある日下宿先に帰ると門の前にどこか見覚えのある女性が立っていた。彼女は芸能界を突如引退した元人気アイドルの如月澪だった。澪は陽にライターの火を向けて威嚇し、警戒心をあらわにする。

自分に近づこうとする井上に対して澪は瓶を振り上げる。陽は澪の手を止め、その場から2人で逃げだした。大事に至らずに済んだところで、陽は真珠先輩がいる文学部の新歓の案内を見て、澪を置いて真珠先輩のもとへと向かうのだった。

同じ下宿先に住む先輩、西村に合コンに誘われた陽は澪に身だしなみを整えられる。なされるがままの陽に澪は合コンで彼女を作ってこないで、とお願いするのだった。一方、三国紗羅は合コンに現れた陽を見て心動かされ、お酒の力を借りて積極的に振舞う。

澪とキスをしてしまった陽は動揺が隠せない。しかし冷静に思い返すと澪の気持ちを考えずにいたことを反省し、陽は澪に仲直りしようと声をかける。大学では真珠先輩が知らない男子学生と楽しそうに話している姿を見て、陽は嫉妬で思い悩むのだった。

下宿先に紗羅が引っ越してきた。澪はこれからも陽が気軽に澪の部屋に来られるよう、紗羅と仲良くなるように陽に言うが、紗羅の態度は冷たかった。合コンの日に紗羅が送ったメッセージに陽が返信していなかったのだ。何とか紗羅の機嫌を取ろうと陽は澪と紗羅と三人で食事に行こうと提案する。

澪のことが気になる陽は澪が芸能界を引退した理由を検索する。しかしこれといった情報は無く、澪のファンだった翔一に電話をするが、翔一はもう澪のファンではないと冷たく言い放つのだった。母親に届け物を頼まれた翔一は陽たちの住む下宿先を訪れるが……