エピソード1
その男、忍び
織田信長の天下統一が目前に迫った頃、琵琶湖の南に《金目教(きんめきょう)》という怪しい宗教がはびこっていた。それを信じない者は恐ろしいたたりに見舞われるという――。信長の家臣である滝川一益(忍成修吾)は、忍びを使い《金目教》の実態を秘密裏に探ることを信長に進言。忍を嫌う信長は、羽柴秀吉(柄本時生)に命じ松永久秀(出合正幸)を派遣するが、すでに《金目教》の蟇法師(本山力)、傀儡甚内(細田龍之介)らの魔の手が迫っていた…。一方で、飛騨の忍者赤影(佐藤大樹)は、山賊に追われる青影(木村慧人)と出会うが、やがて二人は一触即発の事態となる。赤影の実力に驚いた青影は、一瞬のうちに姿を消し…。その後、赤影は、一益から織田家の忍を選抜する試験を受けるよう指示される。赤影は信長と初対面を果たすが、信長は刀を抜いて――!?(C)テレビ朝日・東映