スーパー戦隊シリーズ第33作品目となる本作は、「侍」をモチーフにしており、5人の主人公も殿とその家臣とされた。アクションではオーソドックスなチャンバラからワイヤーやCGを使った派手なものまで見ることができ、巨大戦ではアヤカシだけでなくナナシ連中 (戦闘員) までが巨大化。侍巨人との巨大な立ち回りを演じている。そのほか、変身アイテムに筆が用いられるなど全体的に和風テイストとなっている。
エピソード1
伊達姿五侍
隙間の向こう、三途の川から現われる化物・外道衆と戦う1人の侍、志葉家18代目当主・志葉丈瑠。日々強大になる外道衆に対抗するため、丈瑠の守役である彦馬はかつての家臣の子孫である4人の侍を呼び寄せ、シンケンジャー結集を進言する。だが、なぜか丈瑠は首を縦に振らなかった。何も知らない流ノ介たち4人の運命は?
エピソード2
極付粋合体
殿・丈瑠の元に結集した4人の家臣たち。侍としての宿命、人々を外道衆の手から守るという覚悟で揃った4人だが、高圧的な丈瑠の態度に、千明は反発、茉子は不信、最も厳格に育てられたはずの流ノ介までも釈然としない様子。しかも、ふと気付くと、ことはの姿が見えなくなっていた…。もしかして、早くも脱落者が?
エピソード3
腕退治腕比
外道衆から人々を守る侍として、厳しい稽古の毎日を過ごす5人。しかし、いまひとつ自覚の足りない千明は、稽古をさぼって高校時代の友達と街に遊びに出かけていた。そこに、外道衆・ロクロネリが出現。友達にいいところを見せようと、1人、変身して戦い始めるのだが、腕自慢のロクロネリはとんでもない技を持っていた。
エピソード4
夜話情涙川
どうも流ノ介の様子がおかしい。千明やことは、果ては黒子までに、悩みがないかと訊いて回っている。親切心とはいえ、何度も何度も訊かれて、みんなちょっと迷惑気味。一方、外道衆のナミアヤシがこの世に現われた。シンケンジャーが駆けつけるが、ナミアヤシは野球少年・良太と何やらひそひそ話。一体何をする気なのか?
エピソード5
兜折神
たまには息抜きも必要ということでお休みを貰ったシンケンジャーは、流ノ介の発案で、みんなで遊園地に行くことに。しかし、丈瑠だけは別の用がある、とそっけない返事。どうやら、特殊な秘伝ディスクの稽古をするらしい。一方、隙間から現れた外道衆のヤナスダレ。これまでのアヤカシとは違う力を持っているようだが…。
エピソード6
悪口王
丈瑠やジイも認める、ことはの剣の腕。今日も稽古で千明を一蹴する。しかし、剣術以外は…。千明のために小麦粉で湿布を作るが、ひっくり返して大騒ぎに。一方、六門船に呼び出されたにもかかわらず、シタリに船内で喋ることを禁じられ、さっさとこの世に送り込まれたアヤカシ・ズボシメシ。果たしてその恐怖の能力とは?
相葉裕樹
森田涼花
鈴木勝吾
伊吹吾郎
高梨臨
松坂桃李
竹本昇
中澤祥次郎
大和屋暁
小林靖子