クリスマス直前のある日。京介は雪降る街を歩きながら、自分の想いをある人物に伝えることを決意する。そしてやって来たクリスマスイブの夜。京介が一世一代の告白を行った相手と、その返答は。そして、京介と桐乃、兄と妹の関係性の行方は…?
エピソード1
俺が彼女に告白なんてするわけがない
クリスマス直前のある日、京介は思い立ったように雪の舞う夕暮れの街を歩きだす。黒猫と2人で過ごした楽しい日々を思い出す京介は、黒猫に伝えなくてはならないことを胸に走りだし、黒猫の社宅の前にやってくる。
エピソード2
俺の妹がこんなに可愛い
クリスマスイブの夜、多くの通行人や黒猫、沙織たちを前に、京介は桐乃に思いの丈を告げる。その後、2人はビジネスホテルの部屋に戻り、今後の関係について相談を始める。ついに“人生相談”は双方通行となった。
エピソード3
俺の妹がこんなに可愛いわけがない。
春の朝、卒業式を迎えた京介は、学校でいつもの友人たちと会話を交わし、寂しさを感じながらも学校を後にした。桐乃は校門まで京介を迎えに来ており、並んで歩く2人のをある人物が待ち構えていた。