六番目の小夜子

今年のサヨコに指名されたのは、玲の幼なじみの秋。無関心の秋の代わりに、玲はサヨコになるつもりですが、赤い花では先を越されるし、沙世子という転校生も謎めいて…。[FICT](C)NHK

「ヒヲミテ」という加藤の伝言通り、玲と秋は校庭にある碑の前に立って驚きました。そこには、かつて１５歳で事故死したという生徒の名前が刻まれていたのです。[FICT](C)NHK

碑に刻まれていたのは、あの転校生と同姓同名の津村沙世子でした。秋は亡くなった沙世子を卒業アルバムで調べようとしますが、そのアルバムは図書館から消えていました。[FICT](C)NHK

２つめの約束『サヨコを演じる』の芝居の台本が盗まれ、「誰かが邪魔してる！」と反発する玲。一方、消えた卒業アルバムを図書館に返しに来たのは、四番目のサヨコでした。[FICT](C)NHK

教育実習の佐野美香子は、ただ一人正体が明らかな四番目のサヨコでした。美香子は「理由のない不思議なんてない。私はサヨコの伝説を終わらせるために来た」と宣言します。[FICT](C)NHK

「サヨコ伝説なんて何の根拠もない」という美香子と秋に対して、「サヨコは七夕の夜に姿を現す」という玲の親友・雅子たちは七夕の「逢魔（おうま）が時」を待つことに…。[FICT](C)NHK