刑事マシュー・ヴェン 哀惜のうなり

イギリスのノース･デヴォンにある小さな海辺の町で、幼いころからカルト集団とも呼ばれる厳しい教会の教えの元に育った警部のマシュー･ヴェン。ある事をきっかけに町を出ることを余儀なくされたが、長い年月を経て夫のジョナサンと共に帰郷し新生活を始める。ある日、海辺で男性の死体が発見され、マシューは部下のジェンとロスと共に事情聴取を開始する。関係者から話を聞く一方で、教会や母親との関係にも変化が表れ始める。 (C) ITV Studios Limited 2021

メッセージのやり取りや目撃情報から、マシューたちはサイモン殺害とローザの失踪が関連していると推測する。そして2人の関係をサイモンの元同僚やウッドヤードの学生ルーシーに聞くが、彼女は何かを隠しているようだった。聞き込みを進めるうち、ある貸別荘で男とローザが一緒にいたという証言が。別荘は荒れており、ローザのものと見られる血痕があったが、実はそこはサイモンとギャビーがひそかに会う場所だったことが分かる。 (C) ITV Studios Limited 2021

ネックレスを購入したのはクリストファーと判明。しかし彼は消えたサイモンのお金との関係を否定。マシューとジェンはサイモン殺害とローザの誘拐事件の関係を疑うが、ローザは記憶障害のため何も覚えておらず捜査は一向に進まない。周囲の人間から何とか協力を得ようと奔走するが、皆がそれぞれの秘密を抱えていることから事件解明へ道は遠い。やがて限られた手がかりとマシューの努力により、関係者の態度に変化が…。 (C) ITV Studios Limited 2021

エドはローザへ犯した罪を自覚し、サイモンに他言しないよう頼んだことも認めたが、殺害への関与は否定する。一方でクリストファーも、婦女暴行事件の不祥事からウッドヤードを守るため、サイモンへ秘密保持契約書にサインするよう頼んだが断られたことを認める。そんな折、グレースから連絡が入り、サイモンのことやデニスと出会った頃の話を語る。マシューはその様子からデニスが犯人だと予想するが、彼にはアリバイがあった。 (C) ITV Studios Limited 2021