歌手を夢みるジョンウとミンジュンは、“ソウルバンド”というユニットを組みオーディション番組に出演するが、審査員はミンジュン1人だけを合格させてしまう。それから4年後、スーパースターとして活躍するミンジュン。一方で歌手を夢みながらタッパル店でアルバイトをしていたジョンウは、ある日デリバリーのために放送局を訪ねる。そこで偶然、人気歌手ユ・チェリンと出会うのだった。

生放送でミンジュンとデュエットをすることになったチェリンだったが、ミンジュンの挑発に動揺して音程を外してしまう。批判の声に耐えきれなくなったチェリンは、落ち込んだ気持ちを紛らわすためにジョンウが働くタッパル店を訪れる。事情を知ったジョンウは、チェリンを慰めるためにギターを取り出し、デュエット曲を一緒に歌おうと提案する。その優しさに心が揺れたチェリンは...。

タッパル店でのキス以来、連絡をくれないジョンウにもどかしさを感じたチェリンは、みずから会いにいく。2人はお互いの気持ちを確認し合い、ジョンウはチェリンに告白する。一方、ジヨンはジョンウへの未練を断ち切れずにいた。そんななか、ジョンウが作った曲を自分のものとして発表しようとするミンジュンは、曲を買い取るためにジョンウを呼び出す。ミンジュンのずうずうしい態度にジョンウは...。

秘密の交際を始めたジョンウとチェリン。そんななか、チェリンと所属事務所の社員たちがジョンウが働くタッパル店に飲み会で訪れる。ミンジュンは、ジョンウに対して見下した態度をとり挑発するが、その過程でジョンウはケガをしてしまう。それを見ていたチェリンは怒りを爆発させ、そのまま店を飛び出す。あとを追ってきたジョンウはチェリンをなだめて自分の家に連れて帰るのだった。

家出したチェリンは、ひそかにジョンウの家で暮らしながら、彼と共にタッパル屋でアルバイトを始める。束の間の平穏な日々を過ごす中で、世間の視線や事務所からの圧力、そしてライバルたちの思惑が徐々に2人の関係を揺るがし始める。夢よりもジョンウとの時間を選びたいと願うチェリンに対し、ジョンウはあえて冷たい言葉で距離を置く。深く傷ついたチェリンは涙をこらえながら家へ戻るが...。