キャリアを重ねる女性が恋をして成長する様子をつづった小説を実写化したドラマを、中国でリメーク。大学を卒業し、中国・北京行きを夢見る少女は、共にはい上がろうと誓い合った彼氏と家庭の事情で別れる。一人で上京し、心細くなった彼女は名前を変え、中小企業の受付や外資系の社員、ビジネスエージェント、起業者などを経験。一歩ずつ着実に進む彼女は、出会いと別れを繰り返し、答えを求め続けていた。
EPISODE 1
第1話
2008年、地元で平凡な人生を送りたくなかった陳可依は北京に出て就活を始めた。彼女は昔の同級生である王濤の家に泊まり、毎日面接に行っていたが、学歴が普通であるという理由でうまくいかなった。四六時中陳可依と一緒にいる王濤は気持ちを抑えきれず彼女に手を出したが、可依は必死で抵抗して振り切ることができた。それとほぼ同時に、陳可依は彼氏である楊大赫から別れを告げる電話を受け、たいへん悲しい思いをした。ところで、楊大赫はただ母親が全身麻痺になったことで陳可依に迷惑をかけたくない事情を彼女は知る由もなかった。
EPISODE 2
第2話
陳可依は、昔の同級生である王佳佳を頼っていた。王佳佳は、男を利用して服を買ってもらう方法を可依に教え、それをきっかけに可依は呉昊と知り合った。その後、可依はとある会社のフロントスタッフになった。ある日、呉昊は、可依を会食に誘った。そこで北京の会食が利益交換の場であって、玉の輿狙いの女子はただのお飾りであることに可依は気づき、会食の後、呉昊が妻持ちである事実も発覚した。それでも可依は呉昊の紹介を受けて外資系会社に入社し、陳可と名前を変えた。
EPISODE 3
第3話
2009年、陳可は、外資系会社に入社した。会社の柳静と張超は、共に課長職で、部長になるための出世争いをしており、姚梅は、柳静側につくよう陳可に勧めた。柳静からの圧力で張超を手伝う社員は誰もいなかった中、陳可はメッセージを送って張超を手助けした。一方で、王佳佳は、陳可を工体に連れて行って、陳可はそこで雑誌編集者であるミカンと国有企業の人事であるベンベンと知り合った。入社早々に出世争いの両側の板挟みになった陳可であったが、ベンベンからのヒントを受けて良い提案書を作成することができた。
EPISODE 4
第4話
会社では柳静と張超のどちらを部長にするか、投票が行われたが、陳可は、仮病を使って参加しなかった。張超が勝利したという結果を姚梅が電話で陳可に伝えた。それから、陳可と張超は、会社の目を盗んで交際を始めた。張超は同居を申し込んだが、陳可は同意しなかった。陳可は高社長と一緒に出張する際にとある暗示を受けたが、彼女は巧妙なやり方で事なきを得た。その後、姚梅は、高社長と一緒に出張し、クライアントを取った功績で課長に昇任したが、ある日、高社長の妻が会社に来て姚梅を殴った。これが柳静の悪巧みであると姚梅はわかったのである。
EPISODE 5
第5話
陳可は、思いがけずインターネットメディア事業会社の副社長である顧映真と知り合い、ベンベンの面接指導のおかげで高収入の仕事を手に入れた。ところが、張超は、陳可の事業に対する熱意があまり好きではなかったため、二人は不愉快な思いをするようになった。誕生日に、張超からブランドコピー品のパジャマをもらった陳可はがっかりした。その日張超は陳可を高級レストランへ連れて行ったが、張超のせこい態度を見た陳可は彼を見限り振った。その後、陳可はクレジットカードを申し込んでブランドバッグを買い、顧社長から借りた新居に引っ越した。
EPISODE 6
第6話
2010年、25歳になった陳可は、北京で家を買いたいという願望があったため、昔の同級生である盧家凱から不動産に関する情報を集めたが、ローンを背負いたくはなかった。顧社長が陳可を連れて会食に行ったところ、そこで知り合った於揚が紳士的で、陳可は惹かれた。その後、美容医療を受けた陳可はアレルギーのため於揚との面会を延期した挙句、契約を失注してしまった。顧社長に挽回することを厳命された陳可は可愛らしさを演出することによって於揚の心を動かし、契約を手に入れた。
Stephy Qi
Jin Chen
Chang Liu
Daxun Wei
黎志