からす堂(天知茂)はお紺(浅茅陽子)との婚礼の席へ向かう途中、女連れの若侍が浪人に襲われているのに出会い、助太刀した。だが女は殺され、からす堂は番屋の取り調べを受ける。深夜、ようやく帰宅すると、お紺が先程の若侍の傷の手当をしていた。
エピソード1
江戸占い謎を斬る
江戸の町角で町人相手に観相手相をみているからす堂は、突然、三人の浪人に襲われる。簡単に蹴散らし、なじみの料理屋に寄ったからす堂は、浪人の豊作と知り合った。豊作は三人組の浪人に斬られた町人から金を預かり、彼の母親に届ける途中だった――。
エピソード2
初夜は死の匂い