大学受験を目前に控え、三四郎とともに机に向かう水野友美。しかし、友美は何か物思いにふけっている様子で、窓の向こうのりゅうのすけの部屋を見つめてはため息を吐く。そんなある日、三四郎は雑踏の中で一人の女性とぶつかってしまう。その娘はなんと人気アイドルの舞島可憐。驚く間もなく可憐は立ち去ってしまうが、その直後に出逢った女性の笑顔に三四郎は見覚えがあった。そして、その時から三四郎の心に微妙な変化が芽生え…。
八十八学園の校舎裏の花壇の手入れをしていたみのりの前に偶然現れた三四郎。卒業生の日にみのりから買った植物図鑑のことを思い出す三四郎に、みのりは恋の相談をもちかける。一方、唯と可憐は、友美とみゆきを誘い洋子から貰った招待券で近郊の温泉に日帰り旅行に出かける。温泉の湯けむりの中、はしゃぐ四人にバスガイドの美里も加わり、女同士の恋愛談義が盛り上がる。そんな時、三四郎が唯たちと何故か女風呂で遭遇することに…。果たして、みゆきと三四郎の恋の行方は?
ようやく、みゆきとの初デートにこぎ着けた三四郎。しかし、二人を待っていたのは、ちょっと残酷な運命のイタズラ。傷心のみゆきは夜の町をさすらった末に唯の部屋へ。「負けないで!逃げちゃダメだよ!」懸命にみゆきを励ます唯。やがて、三四郎とみゆきに運命の女神が最後のチャンスをくれる。二人の劇的な再会の場所は…何で銭湯なのかな!?