運送会社で働くヤスは長男が誕生し、喜びに浸っていたが、妻が事故死する。残された息子を、不器用ながらもまっすぐに育てていく物語。第52回モンテカルロ・テレビ祭 ゴールドニンフ賞受賞(C)NHK
エピソード1
前編
昭和37年の広島。トラック運転手のヤス(堤真一)は、妻・美佐子(西田尚美)との間に待望の息子が誕生し幸せの絶頂にいた。息子はアキラと名付けられ、ヤスの幼馴染のたえ子(小泉今日子)や照雲(古田新太)たちからもかわいがられていた。しかし不運な事故で美佐子が急逝。ヤスは、幼いアキラを男手一つで育てていく過酷な運命を背負うことになる。原作は「流星ワゴン」「ビタミンF」などの重松清。[FICT](C)NHK
エピソード2
後編
妻を不慮の事故で失ったトラック運転手のヤス(堤真一)は、男手一つで息子・アキラ(池松壮亮)を育ててきた。しかし高校3年生になったアキラは、広島を離れ、東京の大学に進学したいと言いだす。ずっと一緒に暮らしたかったヤスは猛反対。2人のことを案じたたえ子(小泉今日子)たちは、アキラをいったん照雲(古田新太)の寺へ預けることにする。荒れたヤスは酒浸りになり、職場で倒れてしまう。[FICT](C)NHK