きらめく宝石のように多彩な表情を見せるイスタンブール。優美なミナレット(せん塔)そびえるモスク、熱気と喧(けん)騒に包まれた巨大なバザール、妖艶に舞うベリーダンサー、そしてヨーロッパとアジアをわかつボスポラス海峡…。旅するのは、壇蜜。彼女が向き合うのは、イスラム教が主流を占めるイスタンブールの「死生観」。「生と死」のかなしみとよろこびを見つめ、壇蜜は何を思う…。踊り、涙し、そして祈る9日間。[TRAV](C)NHK