大学女子駅伝日本一決定戦であり、4年生にとっては学生生活集大成のレースとなる富士山女子駅伝。 世界遺産・富士山の麓が舞台となるコースは、高低差174mに及ぶ起伏にとんだ7区間・43.4km。 その区間編成は全国の女子駅伝の中でも、随一の過酷さと多様性を併せ持つと言っても過言ではない。 コースは最短の3区が3.3kmなのに対して、 各校のエースが集まる5区は、10.5kmと多様な区間距離。 さらに、最終7区には過酷な山登りが待ち受けるなど、最後の最後まで何が起きるか分からない。 この大会に優勝候補の大本命として臨んだのが大会4連覇中の名城大学。 10月の全日本大学女子駅伝で大会史上初の6連覇を達成した名城大学は、各学年に全国トップレベルのランナーが揃い圧倒的な選手層を誇る。 今年も盤石の戦力で絶対女王に死角はない。 地上波では入りきらなかったスタート前や中継所でのタスキリレーを完全網羅。 2022年の年の瀬を彩った女子大生たちの集大成の戦いをお届けします。