永禄11年、堺の町は織田信長に2万貫の矢銭を要求されますが、堺の自治組織がこれを拒んだため、6万の軍勢に町を包囲されます。堺の豪商・今井宗久と千宗易は信長の力を見抜き、名器・松島の葉茶壺を献上して、町を救おうと画策します。そして、宗久に同行して壺を届けるため、五右衛門、善住坊、助左の3人が選ばれます。現存する番組テープの状態により、一部お見苦しい部分、お聞き苦しい部分があります。ご了承ください。[TAIG](C)NHK
今井宗久は、飛脚番の五右衛門、鍛冶師の善住坊、納屋番の助左を引き連れて、織田軍の包囲を突破し、摂津・芥川城を目指します。宗久たち一行は、途中、今井の奉公人だった、しまの家に身を潜め、翌日、無事に信長と会います。名器の壺を献上する作戦は成功して、信長は堺が中立の立場でいることを条件に包囲を解きます。現存する番組テープの状態により、一部お見苦しい部分、お聞き苦しい部分があります。ご了承ください。[TAIG](C)NHK
助左は信長へ献上品を運んだ功績で、望みどおり今井の交易船・琉球丸で働きます。信長は将軍・足利義昭を残して、突然、引き揚げます。それは、堺の会合衆が一枚岩でないため、阿波の三好と手を組むと読んだ信長は三好勢を誘い出し、会合衆に約束を破らせて堺を手中に収めるという罠でした。堺は信長の前に全面的に屈服します。現存する番組テープの状態により、一部お見苦しい部分、お聞き苦しい部分があります。ご了承ください。[TAIG](C)NHK
天下統一をめざす織田信長と堺の経済力が手を結びました。今井宗久は鉄砲工場を造り、信長に協力します。宗久は息子・兼久に鉄砲5百丁を越前攻めの織田軍に届けるよう命じます。助左は、信長の鉄砲を使った近代戦術を見て胸を躍らせ、木下藤吉郎に会いたい一心で、織田軍に鉄砲を運ぶ荷駄(にだ)隊に加わります。現存する番組テープの状態により、一部お見苦しい部分、お聞き苦しい部分があります。ご了承ください。[TAIG](C)NHK
織田・徳川連合軍は朝倉軍を追い込みますが、信長の妹・お市の婿である浅井長政が寝返ったため、信長は腹背を囲まれ総退却を強いられます。その時、信長から鉄砲5百丁を請け負った今井の荷駄(にだ)隊が、浅井の陣中を突破して、殿(しんがり)を務める木下藤吉郎のもとに到着します。運んだのは助左や五右衞門でした。現存する番組テープの状態により、一部お見苦しい部分、お聞き苦しい部分があります。ご了承ください。[TAIG](C)NHK
助左らは、藤吉郎が敗軍の殿(しんがり)を務める部隊と共に、命からがら京まで逃げ帰りました。それから、助左は堺に戻り五右衛門から驚くような話を聞かされます。それは、京から岐阜へ帰る途中の信長を暗殺しようと企て、しかも、助左の仲間である善住坊に信長への狙撃を命じている、という内容です。現存する番組テープの状態により、一部お見苦しい部分、お聞き苦しい部分があります。ご了承ください。[TAIG](C)NHK