天文五年、武田晴信(後の信玄)は信濃の国・海ノ口攻めで夜襲に成功し、初陣を飾りました。しかし、父・信虎は誉めるどころか、「なぜ落とした城を棄てて戻ったのじゃ…」と激しく罵倒(ばとう)したのです。晴信も負けずに「孫子曰く、兵は勝つを貴び、久しくを貴ばず」と反発します。父と子との確執は深まるばかりでした。この番組は著作権上の制約等から、一部放送とは異なる箇所があります。ご了承ください。[TAIG](C)NHK
ある日、倉科三郎左衛門から国主への不満、領民たちの苦しみを訴えられた晴信(後の信玄)は、甲斐の国を守るために父の追放・隠居を決意します。そして、傅役(もりやく)の板垣信方に「信の置ける者を集めよ」と命じました。一方、父・信虎も晴信の蟄居(ちっきょ)を目論(もくろ)んでいました。親子の争いはいよいよ最後の時を迎えます。この番組は著作権上の制約等から、一部放送とは異なる箇所があります。ご了承ください。[TAIG](C)NHK
父・信虎と晴信(後の信玄)、父子双方から身柄引取りの密書を受け取った今川義元は、信虎と手を結びました。晴信はその企てを見抜き、韮崎に現われた今川の使者を、義元の命に背く裏切り者として斬(き)り捨てました。武田家重臣の原虎胤、飯富兵部虎昌らも晴信に味方し、信虎は今川の兵に引き渡されます…。この番組は著作権上の制約等から、一部放送とは異なる箇所があります。ご了承ください。[TAIG](C)NHK
新しい国主の誕生に沸く家臣たちの「御旗楯無、照覧あれ!」の声が、武田館に響き渡りました。晴信(後の信玄)は、まず、国の整備を大事としました。そんなある日、父・信虎が人質にした諏訪頼重の娘・湖衣姫と対面し、晴信は大きな衝撃を受けます。湖衣姫は、何者かに殺害された初恋の娘・おここに瓜二つだったからです。この番組は著作権上の制約等から、一部放送とは異なる箇所があります。ご了承ください。[TAIG](C)NHK
甲府盆地が見渡せる山の上で、晴信(後の信玄)は嫡男・太郎に優しく語りかけていました。それは、「昔、甲府盆地は湖で、その上には十二人の神様が舞い、その一人の神様が湖に消えて盆地が現われた」という甲斐の国の湖水伝説でした。晴信は、家督を継ぐ太郎に、国を治める尊さを伝説になぞらえて説いたのです。この番組は著作権上の制約等から、一部放送とは異なる箇所があります。ご了承ください。[TAIG](C)NHK
天下を狙う有力武将たちが四方の隣国にひしめく甲斐の国は、「攻めねば攻められる」という危機を常にはらんでいました。ついに晴信(後の信玄)は諏訪攻めを家臣たちに命じます。家臣たちは突然の出陣に驚きますが、すでに万全の準備が整っていました。情報戦を駆使した晴信は、一兵も失わず諏訪攻略に成功したのですが…。この番組は著作権上の制約等から、一部放送とは異なる箇所があります。ご了承ください。[TAIG](C)NHK