女子刑務所を舞台にした新感覚群像コメディ、誕生!殺人罪(しかも冤罪)で刑務所に放り込まれた謎多き・京都の芸妓・琴音…彼女が収監されたその刑務所では、日々女たちの激しいバトルが繰り広げられていた!謎多き政治秘書、夫殺しの元ヤンシングルマザー、遺産目当ての後妻業の女、全身整形の美容整形看護師、老老介護で夫を殺した最高齢、そして嘘だらけの食い逃げ女--個性豊か、いやアクが強すぎるほどの女たちの中を、琴音は生き抜いていくことができるのか?
エピソード1
第1話
花や絵画が飾られ、ピンクの制服に身を包んだ女たちが、笑顔でソフトボールに興じている――そう、ここは、現代的で平和に満ち溢れた、模範囚だらけの『花園女子刑務所』。 「女性受刑者はみな真摯に更生しようとしている、国民のみなさん、彼女たちを応援してください!」そんな法務大臣・内藤裕次郎(高嶋政伸)の熱い演説がテレビ放送される中、花園刑務所にサイレンが響き渡る。 なんと、脱走騒ぎが起きたのだ!
エピソード2
第2話
かくして花園刑務所での受刑生活が始まった神渡琴音 (剛力彩芽) だったが、相変わらず市川沙羅 (トリンドル玲奈) たちからの“ドベ (新人) いじめ”は続いていた。そんな中、受刑者同士の絆を深めるために“獄中ダンス大会”が開催されることに。完全にめんどくさいモードの女囚たちだが、優勝チームには大量のお菓子贈呈とインタビューの雑誌掲載があるとわかり、一気にやる気モードへ転換。突如仕切りだした“生粋の宝塚ファン”楠瀬司 (山口紗弥加) の大号令のもと、自称“日舞の名取”とアピールする後妻業のエロ女・津田桜子 (平岩紙) をセンターに据え、珍しく一致団結する!
エピソード3
第3話
ダンス大会以降、やや距離が縮まってきたような雰囲気の琴音 (剛力彩芽) と桜子 (平岩紙)、そして奈津 (安達祐実)。そんなある日、琴音は沙羅 (トリンドル玲奈) が刑務所内で“美容師の国家試験”を受けるという話を耳にする。普段は粗暴なのに、美容師訓練だけは真剣に取り組む沙羅。育児ノイローゼから夫を殺し、その結果娘の養育権も失ってしまっていた彼女は、「国家試験に合格できたら刑務所に娘を呼び、髪を切ってあげる」という約束を、刑務所長の恩田 (池内万作) と交わしていたのだ。そしてついに迎えた試験当日。結果を心配する桜子たちをよそに、沙羅は手応え十分で部屋に戻ってくる!
エピソード4
第4話
世間はもうすぐ連休。連休が明けると花園刑務所にも面会人が押し寄せる季節 (=面会ハイシーズン) となる―。それぞれが家族や仲間との面会に浮かれる中、奈津 (安達祐実) や桜子 (平岩紙) は相変わらず「旦那 (恋人) が面会に来る」と見栄を張る。すべてを知る琴音 (剛力彩芽) が特に何も言わないことに、徐々に信頼感を抱いていくのだった…。そんな中、全身整形の美容整形看護師・千鶴香 (橋本マナミ) は、不倫相手の院長が、今年こそ絶対面会に来てくれると頑なに信じているようで…?
エピソード5
第5話
百目鬼 (宍戸美和公) が口を滑らせたことにより、徐々に黒革の手帳の正体に近づいてきた琴音 (剛力彩芽)。ミスを挽回しようと焦る百目鬼に代わり、次なる一手を打つべく、いよいよボスと思われる人物が動き始める…。そんな中、花園刑務所では更生プログラムの強化週間がスタート!「被害者の気持ちを知ることによって再犯を防ごう」という趣旨のもと、犯罪被害者の体験談を聞いたり、「オレオレ詐欺」の犯人役・被害者役に分かれての実演講習などが始まる。
エピソード6
第6話
ついに自分を冤罪に陥れ、黒革の手帳の在り処を血眼になって探っている人物の正体は内藤法務大臣 (高嶋政伸) だと突き止めた琴音 (剛力彩芽)。最後の刺客として自分に近づいてきた囚人ボス・うめ (木野花) を秘密裏に仲間に引き入れ、いよいよ反撃に出るための準備を開始する。そんな中、謎だらけの政治秘書・司 (山口紗弥加) の仮出所が近づいてくる。女性議員・高見沢楓 (中谷さとみ) との面会で、内藤法務大臣の総裁選出馬と高見沢の法務大臣就任の可能性を知る司。「早くここを出て、またわたしを支えてちょうだい」という高見沢の言葉に胸を熱くした司は、一日でも早く仮出所できるよう、“パロール審査”と呼ばれる仮出所前の指導期間に精を出すのだった。
剛力彩芽
山口紗弥加
トリンドル玲奈
平岩紙
橋本マナミ
木野花
安達祐実
西荻弓絵