ウィスコンシン州で起きた残虐な殺人。DNAの付着により逮捕されたジョージ･バーチ。女性を激しく殴打し絞殺したとして第一級殺人罪で起訴され仮釈放なしの終身刑を求刑される。しかし無罪を主張し自ら証言台に立つ。被害者の恋人が真犯人で、彼に脅され遺体遺棄を手伝ったと主張し始める。はたして陪審員たちは彼の話を信じるのか?

パイロットの夫を射殺し、母国ブラジルに逃亡したクラウディア。11年の歳月を経て、ようやくアメリカ側へ身柄が引き渡され、裁判が始まる。自ら証言台に立ったクラウディアは事件の背景には夫からの肉体的･精神的虐待があったと語り、陪審員の同情を買おうとする。情状酌量を狙う彼女の作戦は果たして成功するのか?

トッドは車を運転中、トラックが落としたパイプが助手席の妻に直撃したと通報。病院で翌日死亡した妻には後頭部の鈍器損傷が見つかる。彼の拳や首に残る傷について警察に問われるがうまく説明できないトッド。法廷では妻への愛情を強調する一方で、事件当日の説明を二転三転させる。陪審員は彼の無実を信じるのか。

フロリダ州で大学教授が銃殺された。疑われたのはシングルマザーのケイティと元夫、そしてマイアミで歯医者を営む裕福な被害者の義理の家族。ケイティは被害者家族と共謀しヒットマンを雇ったとされ、第一級殺人罪で懲役30年を求刑され収監される。しかし彼女は無罪を主張し証言台に立つ。陪審員の評決はいかに!

3歳の女の子が頭部に重傷を負い死亡した事件でベビーシッターの女が逮捕される。女は自白を強要されたと裁判で主張し、父親のアリバイには矛盾があることが判明。女の子が傷を負った正確な時刻を特定できず、女を有罪にする決定的な証拠が出せないまま、最終弁論を迎える。合理的疑いがあると陪審が判断すれば、女は無罪となるが?