伝説の考古学者ザヒ・ハワス博士が敢行した、エジプトでのミイラ発掘作業に密着する!発見される素晴らしい発掘品や、現場の作業員の生の意見や暴露話など、あまり知られていない考古学の数々の一面を紹介する。
エピソード1
末期王朝のミイラ
ザヒ・ハワスは、エジプト最古のピラミッドである階段ピラミッドの修復を監督している。特別研究員アラン・モートン博士が配置したゾーイという研究員が階段ピラミッドの中の撮影許可を得るが、カメラマンとともにピラミッドの奥深くまで進み、内部で抜け出せなくなってしまう。
エピソード2
労働者の墓
ザヒは、研究員とともに5つの部屋での最後の探索を始め、部屋の壁の古代の落書きによりギザのピラミッドを建設したのは奴隷ではなく、古代のエジプト人たちであるというザヒの学説が証明される。ザヒは調査結果をテレビインタビューで独占公開することに。
エピソード3
ミイラのDNA鑑定
ザヒはサッカーラの発掘現場で、ミイラたちの埋蔵品を発掘するため地下深部へと下る。その後、労働者の共同墓地で第26王朝の美しい石棺というエジプトの歴史における素晴らしい貴重品を発見する。ザヒ・ハワスは尽きることのない冒険心のお陰で、たった一日で何度も劇的瞬間に出会う。
エピソード4
クレオパトラ塔門
軍隊の演習の影響で、古代のミナレット(尖塔)修復への旅路は中断される。それにより彼らは白砂漠を通り、ひとけのないオアシスで一晩野宿することに。全員が途方に暮れる中、ただ一人ザヒが助けを呼ぼうと行動を起こす。
エピソード5
ザヒは、古代ギリシャ研究機構から来た考古学者に地中海での海中調査と、海中より9トンもの塔門の引き上げを許可。調査の結果、塔門はクレオパトラの歴史的聖堂の一部と確認される。しかし、現場で許可が下りず、さらには嵐が近づき作業は難航。2000年前の塔門を引き上げることはできるのか?
エピソード6
盗まれたカルナック神殿の石
現代のエジプトで未開封の墓を見つけることは、非常に困難である。しかし、ザヒは研究員たちを引き連れてシェイク・ソビーに向い、石棺の中の素晴らしいミイラを発見する。果たしてこれは誰のミイラなのか?