SPELL Midori no Saru no Gyakushu

霊能者の馬飼野俊平 (寺西優真) は、厚生労働大臣･西岡真奈美 (長谷直美) から身辺に不可解な現象が起こるため調査して欲しいと依頼され、祖父･霊山 (大村崑) と一緒に西岡邸を訪れた。原因を調べている途中で悪魔に遭遇し、大臣の娘･孝子 (久田莉子) が呪われていることを知る。除霊の途中で幽体離脱した俊平は悪魔に襲われ気絶してしまう。その後、ある病院で目を覚ますと、俊平が看護師や見舞い客から孝子の彼氏である遠藤潤紀 (井澤巧麻) に間違えられ別人扱いされる。不可思議に思い俊平をよく知るテレビ局員の榊原ユキ (葉月みなみ) に連絡して会うが、ユキにも別人扱いされる。そんな頃、遠藤が俊平を名乗り西岡の右腕･龍崎あや子 (紅ゆずる) が作った信仰団体の会員になっていた。

馬飼野俊平 (寺西優真) が霊山 (大村崑) を訪ねて会いに行くと、玄関で西岡大臣 (長谷直美) の家政婦･山村久子 (八木優希) と遭遇した。俊平が尋ねると、山村は西岡大臣が恐ろしい企みを考え政治資金を集めている事実を知り、秘書との会話を録音したと告げる。そして、俊平を襲おうとした看護師も拉致していると言う。俊平と山村は、早速霊山に会うが、霊山は俊平は最初から俊平に見えており騙されていなかったことを知る。一刻も早く緑の猿の呪いを封印するべく、馬飼野家一行は「緑光会」の本部に乗り込むが、看護師の木谷 (梅山恋和) と現地で会い、木谷も緑の猿の呪いにかかっていたのだった。