天堂昴 (永瀬廉) は巨大アパレルメーカー『服天』の御曹司。早くに両親を亡くし、祖父で会長の天堂亘 (鹿賀丈史) に甘やかされて育った。生粋のお坊ちゃまでルックスも抜群だが性格は欠陥だらけ。亘の出資のもと、親友の草壁友也 (西畑大吾) と起業するが3社も潰し、ついに亘から『服天』で社会人一年目からやり直すよう命じられる。出社初日、ハイブランドに身を包んだ昴は社員の視線を一身に集め、それは自分の美しい容姿のせいだと自意識過剰が止まらない。しかし、教育係の花倉まどか (山下美月) が昴の恰好をダサいと一蹴。屈辱を味わった昴は苛立ちを募らせる。その夜、亘に命じられ社員寮に引っ越した昴は、人生初の庶民暮らしに悪戦苦闘。爆音で音楽を聞いていると、隣人が怒鳴り込んでくる。それは、昼間に自分を注意したまどかだった—!