5級公務員のゴンミョンは区長の不興を買い予算編成課から請願室に左遷される。マウォン区で生まれ育った正義感の強いセラは“火取り虫”という名前でマウォン区の問題点を見つけては区役所に訴え続けていた。ある日、ポイ捨てした車を追いかけたセラは区議の賭博現場を目撃し逮捕に協力したことで区から表彰される。だが勤めていた会社に不当解雇され区役所の請願室の事務補助としてゴンミョンの下でアルバイトをすることに。
マウォン区議の補欠選挙に出馬したセラは選挙運動を始めるが、何の後ろ盾もないセラにはいばらの道だった。出馬を知った父ヨンテは激怒し出馬を辞退させようとするがセラが拒否したため家から追い出す。そんな中、サムマート物流センターの工事が始まり強引に可決した区議会に住民からの反発が高まる。区議会で意見し不当解雇されたセラに注目が集まると、認知度を上げるにはこれを利用するしかないとウヨンはセラを説得する。
家族に対する悪質なコメントがネット上に広がり腹を立てたセラは投稿者を捕まえようとIDを追跡する。一方、ウンシルに自分の支持者になってほしいと頼まれたセラはそれを承諾しウンシルに請願手帳を渡す。その請願手帳に感銘を受けたウンシルは候補者合同演説会で立候補を辞退しセラを支持すると宣言するのだった。投票日が近づく中、セラはヘンボク洞へ向かい選挙運動を行う。そしてついに運命の投票日が訪れる。
区議会議員として初めて議会に出席したセラは他の議員たちに無視され孤立する。一方、財政破綻の危機に陥ったマウォン区は地方債発行を巡り愛国保守党とみんなで進歩党の意見が6対6で割れ表決を行うことに。セラの1票で地方債の発行が決まる状況となり区議たちは急にセラに優しくなる。表決日の前日、セラはゴンミョンから地方債の説明を聞き職員の給料も払えなくなるほどマウォン区が赤字だと知り衝撃を受ける。
メンドクの提案で区議会議員全員が給料を全額返納することに。セラはメンドクに発言撤回を求めるが却下され絶望する。しかしその一方で地方債発行同意案に無効票を入れたと勘違いされたことによりセラにチャンスが与えられる。チュサンから条例案の共同発議をしてみないかと提案されヒスと共に条例案を作ることに。満を持して迎えた条例案上程の日、無事に条例案は可決されるが発議者の名前がドンチャンの名前になっていて…。
懲戒処分中のセラの元に請願が舞い込む。ゴルフ練習場から家にゴルフボールが飛んでくるため何度も区役所に苦情を入れているが未解決のままだというおばあさんに、セラは必ず解決すると約束する。しかしなぜか区役所は取り合おうとせず消極的な態度を取る。そこでセラは直接練習場に出向くことに。そして偶然居合わせたドクグが口を滑らせたことでほとんどの区議会議員がゴルフ練習場からVIP利用権を受け取っていることを知る。
ナナ
Goo Se-ra
パク・ソンフン
Seo Gong-myung
ユ・ダイン
Yoon Hee-soo
Han Joon-Woo
Kim Min-jae
アン・ネサン
Jo Maeng-dok