チン･チャヨンが病気の息子チン･ドゥリのために必死で稼いだ金を、チャヨンの幼なじみイ･ホテは儲け話に乗せられて知人にだまし取られる。一方、映像関連会社の社長シン･ドンジュは、歌手のソ･ユギョンと不倫をしている。

妻のチョン･スンヘが抗議すると、ドンジュは笑みを浮かべながら祝福と感謝を伝える。チャヨンから口汚くののしられても、ドンジュは顔色ひとつ変えず突拍子もないことを言い出す。チャヨンは訳が分からず目を丸くする。

チャヨンたちと焼肉を食べに行ったドゥリは、不安そうな顔で自分は死ぬのかと尋ねる。しかし、仕事の都合で韓国に帰ることになったと聞くと、何年も音信不通の父親が会いに来たらどうするのかと別の心配をし始める。

ドンジュの母親は、スンヘの母親であり医師のチェ･ジョンミンを“シン家の家政婦の娘”と見下して嫌みを言う。さらに、ジョンミンと舌戦を繰り広げた直後、スンヘと出くわして離婚の責任をスンヘになすりつける。

ホテは雨に打たれながら、高校時代のチャヨンとの切ない思い出を振り返る。一方、チャヨンは降りしきる雨を見つめながらドゥリの心配をしていた。チャヨンの寝言で“ドゥリ”と聞いたドンジュは、恋人の名前だと勘違いする。

ドンジュの祖母が苦労して立ち上げた会社JSグループは創立記念パーティーを開く。しかし、パーティーの当日、スンヘが極秘で準備していた計画が明らかになる。元夫婦がしのぎを削るという話題にマスコミが食いつく。