多様な生物を現代の手法で紹介し、自然界の歴史空間への認識を刷新する。最先端の背景音楽と躍動感溢れる映像編集にのせ、動物が直面する危機から各話は始まり、その生態に至る事象を振り返る。
エピソード1
捕食者の最終兵器 狩りの天才たち
殺るか殺られるか―それが動物界の掟。この恐ろしい所業は種によりどう異なるのか。俊敏さと力を武器とする単独犯のトラ。知能を使いチームプレーで難敵を葬るシャチ。動物の殺しを掘り下げる。
エピソード2
捕食者の最終兵器 大人になるための本能
生き物の成長には困難が伴う。形成期の大きな失敗は命に関わる。群れのオスにいじめられる子ゾウや、生後数時間で急成長するアヒルなどの成長物語は、動物界の思春期の紆余曲折を解き明かす。
エピソード3
捕食者の最終兵器 繁殖の本能
種の保存には繁殖が必須。つがいを求め動物は驚異の行動を取る。流血の格闘をするアザラシ。一歩間違えば頭を無くす虫。子のために命を惜しまないライオン。献身と裏切りの愛の戦いが初公開。
エピソード4
捕食者の最終兵器 子育ての本能
動物の育児には過保護も放置もある。これは遺伝子による。カメラは種の保存への戦略を種別に追う。1匹を犠牲に7匹を救うカピバラ、よその子ゾウを徹夜で看るゾウなど、親の行動原理に迫る。
エピソード5
捕食者の最終兵器 サバイバルの本能
動物界のサバイバルは数の勝負。食物連鎖の下層では勝ち目は無い。のるかそるかの争いでは、リスクの取り方で生死が分かれる。勇気、知恵、力を使って苦境を乗り越えたものだけが生き延びる。
エピソード6
捕食者の最終兵器 勝つ本能
自然界は実力第一。食料、居住地、交尾を競う。ゲラダヒヒの独身猿はボス猿に謀反を企む。最上位メスのミーアキャットは脅威となった娘を一族から追放。マルハナバチは女王蜂を攻撃し大混乱が。
Huey Morgan