寺山テツコ(仲里依紗)は7年前に夫・一樹(星野源)をガンで亡くし、ギフ(義父)の連太郎(鹿賀丈史)と二人暮らし。ある日、テツコは恋人の岩井さん(溝端淳平)からプロポーズされる。そのことをギフは、義理の妹・朝子(片桐はいり)から聞き、なぜか動揺してしまう。テツコとギフには忘れられない思い出があった。それは一樹が入院していたころ、病院からの帰り道、焼きたてのパンを抱いて帰った時のことだった…。[FICT](C)NHK/FCC
テツコ(仲里依紗)は会社の同僚・岩井(溝端淳平)のプロポーズをきっかけに、亡くなった夫・一樹(星野源)のことを忘れ始めていることに気づく。一方ギフ(鹿賀丈史)は、一樹の幼なじみである隣の家の娘・通称「ムムム」の本名がどうしても思い出せない。ムムム(ミムラ)はある日突然、笑えなくなり引きこもりになっていた。ある夜、ギフはひょんなことからムムムにも息子・一樹の死が深い傷となっていることを知る。[FICT](C)NHK/FCC
老後の趣味のため、山登りに興味を持ったギフ(鹿賀丈史)は、テツコ(仲里依紗)から同僚の山ガール・里子(吉田羊)を紹介されて大喜び。しかし登山中にギフは体調を崩し、倒れ込んでしまう。絶対に連れて帰るという里子に、なぜかギフは亡き妻・夕子(美保純)を重ねてしまう。一方、テツコはある秘密を岩井(溝端淳平)に知られて動揺する。そんな時、二人はエレベーターに閉じ込められ思わぬ展開に…。[FICT](C)NHK/FCC
寺山家にはナゾの傷が廊下にあり、ギフ(鹿賀丈史)は亡き妻・夕子(美保純)の首にあった傷が乗り移ったと思い込んでいた。ある日、夕子の法事が営まれた。朝子(片桐はいり)が突然、若い男(栗原類)を連れて来るなど騒がしい中、霊感鋭い岩井(溝端淳平)は夕子の幽霊と鉢合わせする。さらに一樹(星野源)の幽霊が、テツコ(仲里依紗)を抱きしめているところを見てしまう。しかし、霊感鈍いテツコは、そのことに気づかない。[FICT](C)NHK/FCC
岩井さん(溝端淳平)が結婚詐欺にあい、五百万円をだまし取られたという話を聞き、テツコ(仲里依紗)は怒りが収まらない。お金をだまし取ったのが小学生の少女(蒔田彩珠)だということがわかり、テツコはその少女と会うことにする。一方、隣家の小田和正(小倉一郎)から借金の相談を受けたギフ(鹿賀丈史)は、家宝である金の十手を質屋に入れて工面をしようとするが、それが金メッキだとわかり大きなショックを受ける。[FICT](C)NHK/FCC
テツコ(仲里依紗)は、一樹(星野源)の骨をお墓に返すため、虎尾(賀来賢人)と一緒にドライブにでかける。一方、岩井さん(溝端淳平)は、双子の兄が家出をしたために、兄の代わりに会社を辞め、実家に帰らなければならならないという。そのころ、ギフ(鹿賀丈史)は書道教室で出会った富士子(毬谷友子)を自宅に招く。ギフは恋をしたのだ。しかし、たまたま訪ねてきた義妹の朝子(片桐はいり)と鉢合わせとなり…。[FICT](C)NHK/FCC