リカ(鈴木保奈美)は、ハートスポーツの事業部で働くOL。四国から上京した永尾完治(織田裕二)がハートスポーツの営業部に就職した。二人は何となく気が合った。 完治の高校の同窓会が開かれた。10人ほど集まって鍋をつついている。さとみ(有森也実)がやってきた。完治には思い出のある人だ。会の終わりごろ三上(江口洋介)が現れた。完治と親友だった。その三上が、なんとリカを連れてきた。その途中、ひっかけたと言う。 この同窓会をきっかけに完治とさとみは急接近した。完治はさとみとデートすることになった。ところが、三上がついてきて・・・。
リカ(鈴木保奈美)が永尾(織田裕二)に、アイスホッケーの試合のチケットを2枚プレゼントした。永尾とさとみ(有森也実)が試合を見に行くとリカもやってきた。 試合が終わってから3人はバーへ行く。永尾はリカに、和賀部長(西岡徳馬)との不倫の噂を聞く。「ほんとよ」と言うリカ。「好きだったら誰とでも寝るのか」という永尾に、リカはビールをひっかけ、店を出て行く。 2人きりになった永尾はさとみに「オレと付き合ってくれないか」と切り出した。「宿題にする」と答えるさとみ。そして、さとみは三上(江口洋介)に、永尾から交際の申し込みがあったことを話した。
デパートのティールームで永尾(織田裕二)とさとみ(有森也実)が会った。三上健一(江口洋介)を好きだろうと言われたさとみは返事に困った。立ち去るさとみ、つらい永尾。 そんな永尾をリカ(鈴木保奈美)が慰める。「ガンバレ、わたしもガンバル」という。これを聞いた永尾は「これからは三上とさとみを応援する」という。永尾は三上に会った。三上は「オレがさとみの気持ちを受け止めてもいいのかよ」と永尾に言った。「オレが口出しするようなことじゃない」という永尾。 三上の部屋。ベッドの中に三上とさとみ。
永尾(織田裕二)とリカ(鈴木保奈美)はベッドをともにした。その日、会社へ出た永尾は、部長の和賀(西岡徳馬)から、新製品のテニスシューズをデパートへ売り込むよう命じられた。翌日、永尾は三上(江口洋介)から電話で呼び出された。喫茶店で会った。三上はさとみ(有森也実)とオレのことを祝福してくれと言った。 永尾はデパートへ行った。前日は渋っていた主任が、「話を聞く」と言った。リカが手を回してくれたのだ。会社に帰った永尾はリカに「余計なことをするな」と怒った。結局、永尾とリカはケンカを・・・。
リカ(鈴木保奈美)、永尾(織田裕二)、そしてさとみ(有森也実)、三上(江口洋介)は、そろって温泉に行く。三上の女性関係のことで怒っていたさとみは彼と仲直り、リカと永尾は散歩に出た。永尾がリカを抱きしめ、リカは幸せな気分に・・・。 温泉旅行から帰ったさとみは、三上のマフラーを編む。そんなさとみのアパートへ、「三上はいないか」と若い女性が現れた。さとみは三上を訪ねて大学の研究室へ行く。すると、三上と尚子(千堂あきほ)が妙な雰囲気。さとみは部屋を飛び出した。 永尾の誕生日。リカの待つマンションへ帰ろうとした永尾のところにさとみから電話が・・・。
さとみ(有森也実)が盲腸で、三上(江口洋介)の大学の付属病院に入院したという電話。永尾(織田裕二)はリカ(鈴木保奈美)を連れて見舞いにいく。三上はつきっきりで看病していた。尚子(千堂あきほ)も、花束を持って見舞いにやってきた。尚子はみんなの前で、この四月、親の決めた人と結婚すると言った。これで、三上と尚子の仲を疑っていたさとみのモヤモヤした気分が消えた。 だが、尚子は悩んでいた。その悩みを三上にぶつけた。二人はバー「ゼルダ」で飲んだ。「親のために結婚したくない」と涙を流す尚子。そっと抱きしめる三上。その様子をさとみが・・・。