沖縄に転校した中村照秋(てーるー)は、同じクラスの喜屋武さんを好きになった。これで夢の高校生活が始まる…!と思いきや、彼女の話すうちなーぐち(方言)がさっぱり理解できない!! そんな彼女の方言を訳してくれる比嘉さんには、いつも助けられてばかりいるのだが……実は比嘉さんは、てーるーに片想い中!? 東京とはまったく違う南の島で、ちょっぴり変わった異文化恋愛スタート!!
エピソード1
好きな人はうちなーぐち
東京から沖縄の学校に転入してきたてーるーこと中村照秋。目下の悩みは、気になるクラスメイト・喜屋武さんと“上手く”話せないことだ。喜屋武さんはバリバリの“うちなーぐち”。てーるーは何を話しているのかすら理解できずにいたのだ! そんなてーるーにも手を差し伸べてくれる人がいて……。
エピソード2
ビーチパーティで親睦会!?
喜屋武さんは“オジサン”が好き。突然の比嘉さんからの言葉に動揺するてーるー。喜屋武さんが恥ずかしそうにそれを認める姿を見て、てーるーは“LOVE”だと信じ、ショックを受ける。さらに、喜屋武さんは“キス”も好きだと言い出し……。
エピソード3
シーサーとエイサー
てーるーは、沖縄の町並みに興味津々。なかでもシーサーが好きで、スマホのアルバムはシーサーでいっぱいだ。そんなてーるーに、喜屋武さんと比嘉さんは、シーサー豆知識を披露してくれる。沖縄に興味を持ってくれたことが嬉しくてたまらない喜屋武さんだが、校内放送が流れると様子が急変し……。
エピソード4
指笛鳴らそう美ら海で!
クラスメイトに誘われてエイサー会場にやってきたてーるーは、そこで喜屋武さんに想いを伝えようと決意する。一方、てーるーに想いを寄せる比嘉さんは、てーるーからうちなーぐちを訳してもらっていることで迷惑を掛けているんじゃないかと言われ、思わず「もっと話したいから」だと告げてしまい……。
エピソード5
勘違いでかりゆしウェア!
てーるーの沖縄生活が始まって4ヶ月。1学期も終わりの日になった。てーるーのくしゃみをきっかけに、喜屋武さんは「沖縄には魔物(マジムン)がいて、魔除けもたくさんある」のだと沖縄豆知識を教えてくれた。そして、夏休み――。比嘉さんは、てーるーと会えないことに悶々としていて……。
エピソード6
沖縄そばって叫びたい!
お盆の時期がやってきた。喜屋武さんに誘われて、比嘉さんの家を訪れたてーるーは、そこでまたしてもうちなーぐちに翻弄されてしまう。なんとかその場を切り抜け仏壇へ手を合わせたてーるーは、お盆の3日間、集落をエイサーして回る“道ジュネー”を見て、まるでお祭りのようだと感じる。
大塚剛央
鬼頭明里
ファイルーズあい
下地紫野
仲村宗悟
熊谷健太郎
板垣伸
田辺慎吾