温泉へ行こう

大手銀行の行員を辞め、目下失業中の椎名薫(加藤貴子)は、幼い頃別れた生みの母・蔵原志津枝(藤村志保)が営む老舗温泉旅館から無料宿泊の招待を受ける。失業中の憂さ晴らしと二十数年ぶりの生みの母との再会のため、薫は高校時代からの友人である風間冴子(あめくみちこ)と、ハローワークで知り合った元スチュワーデスという吹越美晴(矢部美穂)の２人を引き連れ、伊豆の老舗温泉旅館・蔵原を訪れる。蔵原に着いた薫たちは若女将の蔵原悠里子(藤吉久美子)や支配人の武藤健司(田中実)から客として丁重に迎えられるが、薫が大女将の名を口にした途端、何故か悠里子や仲居たちの表情が曇り出し…。 ※作品のオリジナリティを尊重し、放送当時のまま配信いたします。

志津枝(藤村志保)の一味と思われ、悠里子(藤吉久美子)や仲居たちから冷ややかな態度を取られながら仲居になった薫(加藤貴子)と美晴(矢部美穂)。そんな薫に、志津枝は悠里子たちの反発をあおるが如く、薫に蔵原を継ぐべく若女将修行するよう言い渡す。薫は志津枝と悠里子の嫁姑争いに巻き込まれたくないと反発するが、志津枝の強い要望を断り切れず、嫌々女将見習いを始める。案の定、薫は悠里子派の武藤(田中実)や仲居たちから激しい反発に遭い、仲居たちの薫や美晴へのイジメは増していく。そんな中、東京へ帰ったはずの冴子(あめくみちこ)が何故か蔵原に戻ってくる。 ※作品のオリジナリティを尊重し、放送当時のまま配信いたします。

冴子(あめくみちこ)は結局、蔵原に戻り、薫(加藤貴子)たちと共に仲居の仕事を始めた。そんな薫たち３人が悠里子(藤吉久美子)派の仲居たちから相変わらずいびられる毎日を送っていたある日、薫の目の前になんと薫との婚約を破棄して常務の娘と婚約した海堂慎也(神保悟志)が現れる。海堂の出現に動揺する薫。蔵原は薫が辞めた東都銀行から多額の借り入れをしており、海堂は銀行で蔵原の経営管理を任されているのだった。薫は海堂が定期的に蔵原の帳簿をチェックするため訪れると知り、複雑な心境に…。

薫(加藤貴子)が大女将(藤村志保)の命で女将修行するようになり、若女将の悠里子(藤吉久美子)をはじめとする若女将派の仲居たちとの間はますます険悪な雰囲気に…。ある日、仲居たちに朝飯を抜かされた上に一日中掃除などの仕事をさせられ続けた薫たち３人組。仲居たちのいびりに耐える薫や冴子(あめくみちこ)たちだが、空腹でイライラが募った美晴(矢部美穂)は、仲居たちのいびりについに怒りが爆発してしまう。 ※作品のオリジナリティを尊重し、放送当時のまま配信いたします。