Dear Heaven

スペインで闘牛を観ていたジャギョンは、その残忍さに気を失ってしまう。その様子を偶然望遠鏡で見たワンモは、そんなジャギョンの姿に複雑な気持ちになる。スラと一緒にスペインに到着したヨンソンは、行方不明だった娘を見つけ、電話で相手から「イ・ジギョン」という名前を聞き、送られてきたジャギョンの5年前の姿に息が苦しくなる。

ジャギョンの写真を見たヨンソンは涙を流し、必ずジャギョンを見つけると誓う。食事中、実の娘である自分よりも血のつながらない兄ワンモにばかり優しいと文句を言うスリに、ヨンソンは複雑な気持ちになる。放送局の会議で、視聴率をチェックしていた局長は、ワンモを朝のニュースキャスターに起用するよう指示する。

「これから親孝行する」と言うワンモに、ヨンソンは結婚したい女性がいるか聞く。ワンモはまだ縁がないと言い、ヨンソンに紹介してくれる人がいるか尋るとヨンソンは心の中で一人の女性を思い浮かべる。一方、川辺に車を止めたジャギョンは母と娘が手をつないで歩く姿を見つめながら、自分の境遇を考えて寂しく思う。

ヨンソンはジャギョンの家へ向かうが、ヨンソンの存在を知らないジャギョンは、そのまま家の中へ入っていき、二人は会えずに終わる。家に帰ったヨンソンはワンモの携帯でジャギョンに電話をかけ、しばらく声を聞いて胸を痛める。一方、ワンモは友人に電話をかけなおすつもりが、ジャギョンに電話をかけてしまう。ベドゥクのせいで気分が悪かったジャギョンは電話にぶっきらぼうに出てしまう。

ジャギョンに会いに行ったヨンソンは彼女からメイクをしてもらうことになる。娘と会えたことに感激するヨンソンは、ジャギョンと話をしながら涙を流す。トイレで思う存分涙を流したヨンソンは、その後ジャギョンに付き合っている人がいるか聞いてみる。ジャギョンがまだ結婚する考えはないと言い、ヨンソンは心の中でジャギョンを自分の家族にすると誓う。

ヨンソンはメイクをしてくれたお返しをするためジャギョンを呼び出し、ワンモと挨拶させる。そして、ワンモがメイクをしてくれる人を探している話をする。ジャギョンは、ワンモが何日か前に自分に間違え電話をかけてきた人物であることを思い出し、少し心を開く。家に帰ってきたヨンソンにマリアは、イェリをワンモの相手に一度考えてみろと言う。しかしヨンソンは二人は似合わないと言う。©SBS