ジファンは、司法試験合格を目指しながら母ギョンソンと姉ミニョンと3人で平穏な日々を送っていた。ある日、ギョンソンは自身の行動に不安を覚え、病院で診てもらうとアルツハイマー型認知症だと診断されるが家族には迷惑をかけたくないと話さずにいた。そんな中、お金や実力、家柄までも兼ね揃えた怖いもの知らずで、検事を目指すテヒョンが飲酒運転によって事故を起こし、ギョンソンを轢いてしまう。司法試験合格目前だった息子テヒョンが起こした事故に動揺した母スクジンは、あらゆる手を使い事故を隠蔽することに。一方、テヒョンは事故当時の記憶を失っており、母の手回しのおかげで事故のことを明かす者はいなかった。その後、9年の月日が経ち、弁護士になったジファンは娘のソルと2人で暮らし行方不明になった母の行方を追っていたが…。