
時は群雄割拠の乱世、天下はまだ統一されておらず、南徽国と冀北国は激しく対立する中、南徽国の第六皇子である蕭殊鶴は、政には向いていないと国のことは皇太子である兄・蕭殊乾に任せ、自由気ままに過ごす日々を送っていた。そんなある日の晩、皇太子が刺客に命を狙われる。暗殺は未遂に終わるが、逃げる刺客の後ろ姿を見た蕭殊鶴は、かつて幼い頃に自分を救ってくれたある恩人の姿を思い出すのだった。一方、皇太子の命を狙う冀北国の刺客である段子昂は、偶然の再会に見せかけ蕭殊鶴の前に姿を現す。家族を陥れた皇太子に恨みを持つ段子昂は、自分の本音を隠し、昔の縁を理由に蕭殊鶴との距離を縮めていくが…。©SINGAPORE METAPLANET TELEVISION PTE.LTD