向かい風を受けてこそ飛行機は空高く飛べる! さまざまな困難に翻弄される今、空を見上げて飛ぶことをあきらめないヒロインの物語を通して、明るい未来への希望を届けます!(C)NHK (C)NHK/ディーズエンターテインメント
エピソード1
お母ちゃんとわたし
舞(浅田芭路)は、ねじ工場を営む父・浩太、母・めぐみ、兄・悠人の4人で東大阪に住んでいる。舞は原因不明の発熱の為、小学校を休みがちだが、始業式から八日目、発熱もなく登校する。小学校には舞のお気に入りのうさぎ・スミちゃんが飼われている。幼なじみ・貴司の薦めで飼育係になった舞は、生涯の友人となる久留美とスミの世話をすることになる。一方、舞の隣家でお好み焼き屋を営む梅津雪乃(くわばたりえ)は心配する。[FICT](C)NHK
エピソード2
逃げたウサギを探すために走り回った舞(浅田芭路)は熱を出してしまい浩太とめぐみは病院へ連れていく。そこで医師から環境をかえることを勧められる。窓越しに舞と話した貴司は、久留美からの手紙を紙飛行機にして舞に渡し励ます。舞の病状にめぐみは心身が疲れ果てていた。それを気遣う浩太は、舞をめぐみの母・祥子(高畑淳子)のもとへ連れていくことを提案する。祥子とは長年顔を会わせていないめぐみは、しゅん巡する。[FICT](C)NHK
エピソード3
浩太は「東大阪のことは自分がちゃんとやるから」と舞(浅田芭路)とめぐみを五島列島へ送り出す。めぐみにとっては15年ぶり。フェリーを降りると、そこには母・祥子が迎えに来ていた。舞にとっては初めての祖母との出会いだが、しかし言葉少ない祥子を、何か怒っていると感じてしまう。祥子の家、めぐみの生まれ育った家で、舞は知らなかった母親の一面をかいま見る。そこへ、めぐみの幼なじみ・信吾(鈴木浩介)が現れる。[FICT](C)NHK
エピソード4
舞(浅田芭路)が初めて祥子の家を訪れた日。船大工の木戸(哀川翔)や港に売店を持つさくら(長濱ねる)がやってきて、にぎやかになる。祥子に紹介され挨拶をする舞は居場所ない感じだったが、そこへ診療所へ行っていためぐみが帰って来る。さくらが持ってきたタコを興味津々で触りはしゃぐ舞だが、めぐみに注意されてしまう。その様子に祥子は違和感を感じる。翌日、舞はまたもや熱を出し診療所の医師・谷先生に診察してもらう。[FICT](C)NHK
エピソード5
祥子に促されて自分の「行きたい」という気持ちをめぐみに告げた舞(浅田芭路)は、海の校外学習に参加する。舞を案じて気をもむめぐみ。そんな中、生徒の一人がはだしで海に入り、オコゼを踏んでしまう。周りはパニック状態に。舞は海から出ようとするが転んでしまい、怪我をしてしまう。一方、めぐみと祥子は手作りのジャムを車で運搬している途中でその騒動に遭遇する。めぐみは車を降りていちもくさんに舞のもとへ駆けていく。[FICT](C)NHK
エピソード6
ばらもん凧、あがれ!
めぐみ(永作博美)が東大阪へ帰ったことで、舞(浅田芭路)と祥子の二人暮らしが始まる。祥子は、舞が自分のことは自分で出来るようにとしつける。そして、いろんなことに舞を挑戦させる。しかし、舞は洗い物の皿を割ったり、寝坊して学校に遅刻したり、失敗ばかり。祥子はそんな舞を叱ることなく「失敗は悪いことではない」と舞を励まし、出来ないことは次に出来るように。出来ないなら、出来ることを探すようにと助言する。[FICT](C)NHK