慶応二年十二月、京。沖田は千鶴との巡察中に、角屋に潜伏する浪士が新選組屯所の襲撃を狙っているとの噂を聞く。内偵役に千鶴を推薦し、隊士たちの喧騒ぶりを楽しむ沖田だったが、一方で自らの病と向き合い、決意を新たに、ひとり静かに刀を握るのだった…。 [恋愛/ラブコメ][歴史/戦記]