高校時代、堀江真奈のたった一人の親友は高遠妃乃だった。10年の歳月が過ぎ、東宮商事の営業二課で働いていたある日、高校の同級生で派遣社員の本田愛が、お使いに出かけ、駅前で高遠妃乃を見かけたという。

離婚して行くところのない妃乃と部屋が見つかるまで一緒に暮らすことにした真奈。妃乃とバーベキューに参加することにした真奈が洋服を選んでいると、妃乃に「男性の好みに合わせるなんてばかげている」と言われ…。

晩御飯を食べながら、橋井のことをもっと知るためにSNSを活用した方がいいと妃乃にアドバイスされた真奈は、妃乃に言われるがままにスマホを渡し設定してもらう。妃乃はちゃっかり橋井と連絡先を交換していた。

東雲課長の計らいで打上げをすることになった真奈と橋井は、小関と3人で橋井の行きつけのスポーツバーを訪れるが、なぜか妃乃が待ち構えていた。真奈は打上げで遅くなると連絡したが、妃乃を呼んだ覚えはなく…。

橋井と付き合うことになった妃乃は、真奈の家を出て橋井のもとへ。職場では、真奈はこれまでどおり橋井の補佐の仕事をこなそうとするが、橋井から断られてしまう。冷たい橋井に真奈は妃乃をよろしく頼むと言う。