女学生の古川かをるは、千葉・銚子のしょう油醸造元、入兆の当主・板東久兵衛の娘として生まれますが、母のるいが正妻ではないため、母とお手伝いの3人暮らしです。ある日、かをるは地元の網元の跡継ぎ・吉武惣吉に浜で偶然出会い、淡い恋心を抱きます。番組中に一部、現在では不適切な表現が含まれておりますが、放送当時の社会、文化状況を伝えるという趣旨から、修正等を行わずにそのまま配信いたします。ご了承ください。[FICT](C)NHK
かをるは佐原のしょう油醸造元の長男との結婚が決まりますが、惣吉への思いは募る一方です。姉の律子は、結納の日、かをるが職人とつきあっているとうその密告をして結婚を破談にし、惣吉との愛を貫くよう応援します。番組中に一部、現在では不適切な表現が含まれておりますが、放送当時の社会、文化状況を伝えるという趣旨から、修正等を行わずにそのまま配信いたします。ご了承ください。[FICT](C)NHK
かをるは漁師のしきたりに戸惑いながらも、網元の女房として懸命に働きます。一方、東京で河原畑と同居していた律子が入兆に戻ると、元恋人の水橋が現れて、河原畑と決闘になります。河原畑は水橋を断崖から突き落とし、律子を道連れに海に身投げします。番組中に一部、現在では不適切な表現が含まれておりますが、放送当時の社会、文化状況を伝えるという趣旨から、修正等を行わずにそのまま配信いたします。ご了承ください。[FICT](C)NHK
漁に出た惣吉は大しけで海に投げ出されます。捜索は打ち切られ惣吉の葬儀が行われます。かをるは実家に戻り、仕事に打ち込むため番頭の梅木と再婚します。2人の子どもに恵まれて幸せに暮らします。数年たったある日、律子が惣吉を銀座で見かけたと話します。番組中に一部、現在では不適切な表現が含まれておりますが、放送当時の社会、文化状況を伝えるという趣旨から、修正等を行わずにそのまま配信いたします。ご了承ください。[FICT](C)NHK
惣吉は4年ぶりに銚子に戻ります。戦争が始まると、梅木は軍属、惣吉は民間工作員として出発します。空襲で久兵衛とるいが犠牲になります。終戦を迎え、梅木は遺骨で戻り、惣吉は帰還します。かをるは惣吉の求婚を断り、しょう油一筋に生きる覚悟を決めます。番組中に一部、現在では不適切な表現が含まれておりますが、放送当時の社会、文化状況を伝えるという趣旨から、修正等を行わずにそのまま配信いたします。ご了承ください。[FICT](C)NHK