インテリアコーディネート会社で働く君島理沙(趣里)は、社長の空山信介(若葉竜也)に想いを寄せていた。そこへ、リビングルームのリフォームを依頼しに相沢洋次郎(市川しんぺー)と祥子(橋本マナミ)夫妻が訪ねてくる。祥子は大人の色気が漂う美人。理沙がコーディネートの担当をすることになり、早速相沢邸を見に行く。翌日、祥子にリフォームの提案をする理沙だが、祥子は信介にばかり意見を求める。
理沙は祥子が明らかに信介を気に入っている様子に、胸騒ぎが止まらない。理沙は祥子を尾行する。すると、祥子のマンションに信介が入っていく姿を目撃してしまい、理沙の妄想はますます膨らむ。そんな中、リフォームの新たなイメージを提案する理沙だが、祥子からは、信介に担当してもらいたいと切り出されてしまう。その夜、信介に電話をかけても出ないため、祥子のマンション近くまで行くと、出張帰りの洋次郎に声をかけられ・・・。
祥子と信介の仲を疑って、理沙は祥子の夫の洋次郎と関係を持ってしまった。その後、旦那が浮気していると理沙から聞かされた祥子は、理沙に怒りをぶつける。祥子から問い詰められた洋次郎は、理沙の会社へ乗り込み、なぜそんなことを言ったのかと理沙に詰め寄る。客を怒らせてしまい、理沙のデザインは却下されると思いきや、会社に戻ると祥子が理沙のデザインで行きたいと連絡してきたことを信介から知らされる。
相沢家のリビングのリフォームは、理沙のデザインで無事に完成し、初の一人立ちも成功した。その矢先、信介から「付き合ってほしい」と告白された理沙。信介と祥子は不倫していると思い込んでいる理沙は混乱する。すると一度関係を持った洋次郎からも言い寄られ、理沙は必死に断るが、思いがけず早く帰宅してきた祥子は、取り繕う2人の空気を感じ、信介と理沙を食事に招待する。
理沙が疑っていた信介と祥子の関係は、信介が高校生の時の家庭教師だった。理沙の勝手な妄想で信介を奪われたと勘違いし、祥子から信介を取り戻すべく、祥子の夫と不倫してしまったことが信介にもばれて、二度と俺の前に現れないでくれ、と告げられてしまう。理沙はショックのあまり家で寝込み、理沙のいない会社で信介は一人、寝食もできないほど仕事に追われていた。そんな時、理沙は祥子から思わぬことを言われる。