社会のはぐれ者・牛頭利晃(通称:ゴズ)は、ヤクザと揉め事を起こし、銃で撃ち殺されてしまう。――そう、確かに殺されたはずだったのに、次に目を覚ましたら…大好きなゲームの世界に転生していた!?しかも目の前には、幼い頃から憧れ続けた魔王・イブロギア(通称:イブ)の姿が!?
大好きな魔王・イブロギアを前に歓喜するゴズ。でも、この世界での俺の役割って…魔王を殺すための暗殺者(ただのモブ)じゃねえか!一方、覚醒前の幼いイブは孤独に震えていた。そして、今まで我慢し続けていた不満がついに大爆発してしまい…魔王覚醒!?!?
魔王の逆鱗に触れてしまい、真正面から攻撃を受けてしまったゴズ。強大な力を目の当たりにして、想いがあふれてしまったゴズは、思わず求愛を始めてしまう。イブを壁ドンし、顔を寄せたゴズは...。
なんとか魅了の魔法から解けたゴズ。大好きな魔王に抱かれ、うっとりしているゴズに、イブが「責任をとる」と言いだして…。魔王様から求婚されるなんて!?!?
馬車の荷台に乗り、婚前旅行の計画を立てるゴズとイブ。どうしたら勇者たちとの接触を避けられるか、平和に旅することができるのかと、ゴズは考える。暗い表情を浮かべるゴズの姿を前にしたイブは...。
馬車の前に現れたのは、魔王信仰の村出身の娘だった。どうやら彼女は“魔王の花嫁”として生贄にされたようだった。薄暗い森へと向かう彼女を追いかけていったイブとゴズが、そこで見たものとは...。