昭和16年、野口二郎(太賀)は職業野球の大洋軍でチームのエース、打っては4番の活躍を見せていた。三男・昇は阪神軍に入団、四男・渉は甲子園大会が中止になったが、プロを目指していた。12月太平洋戦争が始まると、長男・明(勝地涼)が兵役を終えて帰国、しかし大事な肩を壊していた。自信を失った明は婚約者の喜美子(忽那汐里)に衝撃的な言葉を言う。二郎は明にかつての自分を取り戻してほしいと必死になるが…。[FICT](C)NHK