大きな時代の転換期を迎えた“激動の世界”。現場の徹底ルポと、世界の“知の巨人”へのインタビューを通して、3回シリーズで読み解く。第1回は、パリ同時テロ事件の衝撃に揺れるヨーロッパ。国境を無くし、人、物、金の移動を自由にすることで、平和で豊かな共同体を作ろうとしてきたEU。しかし今、難民の流入とテロの脅威を前に、国境審査を強化するなど“国境を閉じる”動きが強まっている。その意味と世界への影響を探る。[NARR](C)NHK
シリーズ「激動の世界」第2回は、欧米と一線を画した、独自の路線を進めるロシア。2年前の一方的なクリミア併合で、国際社会の激しい非難を浴びながらも、大国の復活を掲げるプーチン大統領は、強気の姿勢を崩していない。内戦が続くシリア情勢では、アメリカが有効な手だてを打てない中、本格的な軍事介入を行い、その主導権を握ろうとしている。ロシアは何を目指そうとしているのか。その新たな世界観を浮かび上がらせる。[NARR](C)NHK
かつての「世界の警察官」、アメリカ。しかし自らの犠牲を最小限にする戦略が、ISの台頭やロシアの介入を招く結果に。アメリカの苦悩と、激動の世界の行方を展望する。 放送以外の配信の許諾が得られなかったため、一部映像を編集してお伝えします。[NARR](C)NHK