皐月駆は幼馴染の水奈瀬ゆかと平凡な生活を送っていた。辛い過去を背負う駆だが、クラスメイトの匡や香央里といった明るい二人と、やさしく接してくれるゆかとの学生生活を過ごしていた。だが、ある日生まれつき見えない右目に激痛がはしったとたん、赤く染まる不気味な世界に迷い込むことに…。

またも不気味な赤く染まる世界に迷い込んだ駆とゆか。そこで謎の怪物たちに襲われる。怪物たちに囲まれてしまい窮地に陥る二人。そんな二人を、不思議な力を持った刀を使う少女、草壁美鈴が救うのだが…。

雪子が部長を務める“考現学部”に入部する駆たち。いっきに部員が増えたことにうれしそうにはしゃぐ雪子。だが、そんなうれしそうな雪子を尻目に、駆はこの間出会った死んだ姉にそっくりな少女のことを思い出し、一人悩んでいるのであった…。

ようやく自分の力に目覚めた駆だったが、あまりの力の強さに自らの体が悲鳴を上げる…。全身の神経をやられ重傷の駆を美鈴が治すという。儀式の間は部屋に入るなと告げるのだが、駆が心配なゆかは思わず中を覗いてしまう。そこには…。