国民の心をつかむため、市場を訪問したイ・ドンフィ大統領(ソン・ヒョンジュ)。不特定多数の人が集まる場所の警備に、緊張しながら臨む警護官たち。ハン・テギョン(パク・ユチョン)もその中にいた。大統領が車から降り通行人が集まり始めたその時、テギョンの携帯電話に父の死亡を知らせるメールが届く。その後、父の事件を調べていくうちに、大統領暗殺の計画を知ってしまう。そして運命の3月5日を迎えるが・・・
大統領暗殺計画を防ぐためチョンス台に来たテギョンは、大統領の狙撃犯が警護室長であることを突き止めるが、ぬれぎぬを着せられ指名手配犯となってしまう。地元ソジョ分署の巡査ユン・ボウォン(パク・ハソン)は、EMP弾を目撃し、犯行グループの男たちに命を狙われるが、危機一髪でテギョンに救われる。そんな中、狙撃現場から死体が発見されたが、大統領ではなく別人だった。大統領の失踪に現場は混乱を極める。
テギョンはボウォンの協力を得て、飲酒運転者を装い父親の事故を管轄する警察署に潜り込む。そこで得た情報から、大統領が向かったのは清州駅だと気付く。また、警護室にも「大統領が清州駅に向かった」との情報が入り、捜索するが見つけることができない。テギョンの同僚イ・チャヨン(ソ・イヒョン)は、警護室長が狙撃犯であるとの疑惑を深め、その証拠を捜しに警護室長室に侵入するが、逆に室長に見つかってしまう。
列車に乗り込んだテギョンは、暗号から推測した座席にたどり着くが、そこに座っていたのは大統領ではなくチェ・ジフン検事(イ・ジェヨン)だった。車内で捕まったテギョンは護送中にボウォンの助けを得て逃走し、大統領が乗ったバスが交通事故に遭い、大統領が病院に搬送されたことを突き止める。同じ頃、特別捜査チームは先手を打ち、深夜に大統領の不正を公表する記者会見を実行するが・・・
テギョンは父親がヤンジン里事件に関与していたことを特別捜査の発表で知り、ショックを受ける。その後、大統領を病院から連れ出すことに成功するが、ハム警護室長(チャン・ヒョンソン)の追撃を受け窮地に立たされる。室長が大統領を射殺しようとした瞬間、テギョンが寸前のところで大統領の命を救う。室長の死後、室長の部屋を訪れたテギョンは、大統領の狙撃事件に共犯者がいたことを知り・・・
ハム警護室長の共犯がヤンジン里事件当時、特戦旅団の部下だったファン・ユンジェ(キム・ミンジェ)だと判明するが、移送中に口封じのため殺される。ユン巡査もハン経済首席の事故の目撃者を名乗る男の罠にはまり、撃たれるが一命を取り留める。更に捜査線上に浮上した合同参謀本部のクォン議長が、自宅マンションから転落死する。テギョンは、父親が本物の“機密文書98”を持っていた可能性に気付くが・・・
パク・ユチョン
Han Tae-gyeong
ソン・ヒョンジュ
Lee Dong-hwi
バク・ハソン
Yoon Bo-won
ソ・イヒョン
Lee Cha-yeong
ユン・ジェムン
Shin Gyu-jin